旅先風景 川崎で見つけた張り紙 - ラーメン屋

張り紙読んでます? 最近は張り紙で主張する人が多くてイイカンジが加速しています。 人間、張り紙で主張すればどうにかなると勝手に思いこんどるようです。 テリー プラチェット作の「遠い星から来たノーム」の中でも、非力なノーム達は人間に意見を訴える方法として看板や張り紙を使いました。 人間はみんなこうするんだ、と言って。 看板より安上がりかつ校正がいい加減な張り紙は、書いた人の人間を微妙に映し出していてステキです。

 

ラーメン屋の風景

さて、コレが目撃した張り紙です。 その前に解説。 ここはラーメン屋です。 僕は、半年ほど前のオープン初日に入ってみたことがあります。 これは違う。 一口目でやられた! と思いまして、その後は義務感で食ってました。 結局全部食い切れず、ゴメンナサイですが残してしまいました。 イイカゲンな麺、 まずいチャーシュー、 まずいゆで卵、 塩水で薄めたようなスープ、 茹で損なったようなもやし、 静かすぎる店内(BGMも調理音もなにもなし)、 初日なのにイヤそうに働くバイト(ぼそぼそしゃべるな!)、 パーフェクトでした。 ていうかチャーシューがマズいのは、なんでやねん! 仕入れたのを そのまま使ったらこういう味にはなるめぇ。 おかしい。 ふつーにインスタントラーメン作っても、ここまでの味は出せんやろう。 アンタ!よくやった! 急いで外の自販機で BOSS (カフェオレ) 買って口直ししました。

ついでに過去のラーメン屋話も。 これでラーメン屋は2度目の失敗。 初めて失敗したのは、箱崎ジャンクションの近くの喜多方ラーメンの店。 生ゴミ捨て場の臭いのするラーメンでした。 厳しかった。 セットのチャーハンとサラダは食べましたが、ラーメンには手を付けることができませんでした。 世の中の厳しさを知った瞬間でした。

あ、貼り紙については特に言うことはありませんですが。「とんつこ」は酷いだろうと思いました。 全部間違うならともかく、 一つだけ間違うというのも難しいのではなかろうか。 素人が間違うならともかく、ラーメン屋が間違うというのは、…いや、このくらいこの店にとっては序の口なんだ。 そうか、以前僕が喰ったのは、なんだか解らないけど「とんつこ」だったのかもしれない。 きっと騙されてたんだ。


とんつこ
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Moriya / moriya@s1.xrea.com