Windows Vista になって、各種フォントの漢字が JIS2004 に対応しました。
それによる問題とか色々あるみたいなんですけど難しいのでイマイチ解りません。
それよりも。
MS Pゴシックのビットマップが変わったのが最高に気持ち悪い。
Vista じゃなくても、XP でも味わえます。
Microsoftの 「Microsoft Windows Vista:Windows XP および Windows Server 2003 向けJIS2004 対応 MS ゴシック & MS 明朝フォントパッケージについて」 より、XP 用の JIS2004 対応フォントが取得できますので試してみて。
■MS P ゴシック 9pt の場合
画像の1行目が既存の、XP 標準搭載の JIS90 のもの。
画像の2行目が、Vista 標準搭載の JIS2004 のもの。
間違い探しみたいだけど、JIS2004 の方、数字の「2」の左下に注目。短くね?
なにこれ?
何があったの?
ざっと見たところ、数字の2だけ字形が違う。他の字形は同じ。
細かいコト言うと、ピリオドの位置が少し違うとか、その程度。
「2」に恨みのある人がいたんだろうか。
■MS P ゴシック 10pt の場合
画像の1と4行目が既存の、XP 標準搭載の JIS90 のもの。
画像の2と4行目が、Vista 標準搭載の JIS2004 のもの。
画像の3と6行目が、両者を重ねたもの。黒が JIS90、赤が JIS2004。
英数字、漢字、共に大きくビットマップが変わってます。
JIS90版は、10pt は 9pt に近い字形だったのですけど、JIS2004版は、10pt は 11pt に近い字形になってます。
普段ブラウザとかの表示でよく使われる文字だけに、なんかとても気持ち悪い。
特に英数字が横長なのが全角英数と見分け付きにくくてイヤな気持ち。
11pt 以降は特に変化無しなんですけどね。9pt と同じく句読点やピリオドが少し離れるようになりましたけど些細な変化。
なぜか 10pt のビットマップだけが大きく変わってます。何故なんでしょ。
ケチケチとビットマップフォント使ってないで、有り余る演算リソースを利用して素敵なメイリオ使えってコトだな。