仮想化の良いところは、ゲストのクローンをポンポン作れるところ。
というわけで、ESXi 上のゲストをコピーしてクローンを作ってみよう。
ssh を有効にして cp コマンドで vmdk ファイルをコピー。やってみてその絶望的な遅さにビックリした。
たかだか10GBほどのファイルのコピーに数十分かかる。全然手軽じゃない。
どうやら cp コマンドではストレージのパフォーマンスを引き出せてないようだ。
vmkfstools コマンドでコピーするとはやい。vmdk のパフォーマンスを引き出せる。
vmkfstools -i /vmfs/volumes/datastorage1/vm1/vm1.vmdk -d thin /vmfs/volumes/datastorage1/vm2/vm1.vmdk
このような感じで。
vm1-flat.vmdk とかの実データ入ってる方のファイルは指定しない。ちっさいほうの vmdk ファイルを指定すると、付随するファイルをまとめてコピーしてくれる。
cp コマンドの半分以下の時間でコピーが終わる。いいね。
thin による性能劣化だけど、シビアな環境でなければ気にするほどじゃないと思えます。
ベンチマークプログラム動かすと差は出るけど、実運用でどうよと。上に乗るAPの性格で決めて良いと思う。
何でもかんでもパフォーマンス優先で固定長!てやる必要なさそうよ。