フジツボフード 30.5mm に似合うキャップ

Pentax の中途半端っぽくおもえる焦点距離単焦点レンズシリーズですが、ぼくは FA43mm F1.9 Limited が好きです。35mmだと広角すぎる、50mmもいいんだけどあと半歩引きたい、っていう画角が好きなので僕にとっては全然半端じゃないのです。

こいつには非常にカッコイイアルミのフードとアルミのキャップがついているのですが持ち運ぶときに邪魔。せっかくのパンケーキなコンパクトなレンズの魅力を削いでしまっているじゃないですか。

コレは是非ともコンパクトなフードを付けねばなるまい。

そんなわけで同じ 49mm 径の DA40 のフードをゲット。モノは MH-RC49 (DA40mm Limited用 レンズフード) です。

このフードに付けれるキャップもほしいとこですがこのレンズフード専用のキャップは微妙に高価な上にねじ込み型なので着脱が面倒。せっかくパンケーキで機動性が高いのに着脱が面倒とか魅力台無しです。

というわけでキャップは定番、フジのフィルムケースのキャップ。

キャップの径は 30.5mm なのだけどこの径が見事に フジのフィルムケースのキャップと同じ。

黒いフードには黒いキャップが似合います。黒キャップであるベルビアのフィルムケースよりキャップを拝借です。

これ、そのまま付けるとピッタリはまりすぎて取るのに少し苦労するんですよ。なので、爪を引っかけるためにほんの少し削ります。

このくらい。装着するとこんな感じ。

いいねえ! FA43 なのに正面から見たらフードの刻印のせいでまるで DA40 のようですけども全然 OK。

ちなみに FA43 の出す画は「まったり」とか言われておるようですけどまったりさだけで言えば近い焦点距離である FA50mmF1.4 もたいへんまったりというかとろんとろんになってくれます。

FA43 のすごいところは開放から余裕で使えるというところでしょうか。 FA50 も同じくらい絞れば全然使えるんですけどね。

FA43 の残念なところは寄れない(最短45cm!)ところと QSF 付いてないところ。

最短 45cm って FA50 と同じじゃねえかと。QSF 付きでリニューアルしてくれたらものすごい魅力あるレンズになるのになー。

FA50 もボディだけかっちょよくアルミにして出してくれたらすんごい魅力になるのに。性能が大事だとはいうけれどもやっぱり趣味の品だものフォルムも大事よね。

その点 FA43 のかっこよさはすごい。いいわー。ほんといいわー。

最短距離まで寄って撮ってみたテスト。ピントは真ん中の花。両方とも ボディは K-5、F2.0、仕上げはナチュラル、WB は太陽光、手持ち。

FA43 はこんなかんじ。

FA50 はこんなかんじ。

FA50 の方があっさりとした色乗りなのかな。焦点距離の差のぶんボケにずいぶん差が出たという感じなのかな。ふんわりとなるからとても使いやすいよ!