相模湖から津久井湖へドライブしながらダム

お天気はイマイチだったけど朝から相模湖へ向かってみました。中央道を相模湖ICでおりて相模湖畔を走りながらダム方面へ。ダムのすぐ手前に相模湖公園がありここに車を停めました。事前に駐車料金などを調べていて、無料であると思っていたのですがどうやら週末や祝日は有料になるようです。ほかに停めるところもありませんし仕方なくここに駐車です。相模湖畔を歩いていると客引きのオッサンたちから次々と声をかけられます。みなさんボートの客引きです。小さな子も乗れるよー2000円だよーみたいな感じです。えらく寂れてる割には妙に高いな。華麗にスルーです。

本日の目的はダムカードをいただくということであります。相模ダムダムカードを配布しているという相模湖交流センターに行かなければなりません。相模湖公園から歩くこと数分で相模湖交流センターに到着です。さてどうしたものかとロビーをウロウロしていたら受付のお姉さんから「ダムカードですか?」と声をかけられてしまいます。我々そんなにダム臭が出ていましたか。そのとおりです。人数分、ええ、三人分、はい、ありがとうございます。カードをいただいたあとは治水関連の展示をじっくりと眺めます。相模湖開発の歴史などを学習してしまいます。ここには相模湖ダムカレーなるメニューがありました。宮ヶ瀬ダムカレーに対抗したのでしょうか。カレーの写真の隣には重力式ダムとのコメントまであります。ご飯のよそい方にこだわりがあるのでしょうか。君、このご飯のよそい方積み上げ方はまさに重力式だねえ、などと語らうのでしょうか。ほほえましい風景です。

帰り際に受付のおねえさんが「ダムマニアの方が集まる…」「たくさんのダムマニアが…」「有名なダムマニアが…」などと妙にダムマニアという単語を強調しながらダムフェスタなる会が開催されると案内してくれました。どうやら次回は二度目だそうです。なかなかの濃さが感じられます。チラシを持って行けと渡されました。なるほど気になります。

さてそれでは相模ダムを、と思ったのですが、下側から見るにはどこへゆけば良いのかわかりません。単純にダムの下に行けば良いのですが。そっち方面の道に入って良いものやらどうやらわからず断念し、ダム湖側から眺めるに留めました。

娘は最初にこのダムの風景を見て一言「県ムってなに?」そう読むか!

湖面を見ていると泡で湖面が盛り上がる不思議なポイントがありました。なんでしょう。

これはどうやら水質浄化装置のようです。アオコの異常発生を抑制できる装置だそうです。すごいな。

さて相模湖を一通り眺めたら次は津久井湖へと向かいます。途中、廃業した飲食店をいくつも見ました。バブル期はさぞかし繁盛していたのでしょうな。すっかり寂れた感を醸し出しています。さて津久井湖へは30分もかからずに到着です。この辺はダムが豊富ですごいな。

城山ダムのダムカード津久井湖記念館にていただけるとのこと。津久井湖には城山ダムをはさんで東側には水の苑地、西側には花の苑地、という休憩場所があります。どちらも相模湖とは違って駐車料金などはかかりません。安心して駐車できます。津久井湖記念館は水の苑地側にあります。

さて、津久井湖記念館に到着し受付の方に声をかけると待ってましたとばかりにカードを出してきてくれました。そして謎の「ご苦労様です」のお言葉。あ、はい。なにかこう一仕事やり遂げた感が出てきます。津久井記念館の二階にはダム建設にあたり住居を土地をふるさとを捨てなければならなかった方々の思い出の品などが展示されておりました。また住民補償にのみフォーカスした年表も展示されており、長い長い年月をかけて合意を得てきたのだなと、なるほどこちら側からの視点も大事なのだなと思ったのであります。

城山ダムは城山ダム展望台から眺めるのが良いです。大変ダイナミックな城山ダムの堤体を拝むことができます。

ステキな場所が用意されており大変ありがたいことです。じっくりと眺めていたらぽつりぽつりと雨が降ってまいりました。本日の行程はこれにて終了。雨に降られる前に全てクリアできたので成功です。やはりレジャーは早朝から動くに限りますね。

こちらは本日いただけたダムカードでございます。

ちなみに、相模ダムもしくは城山ダムから宮ヶ瀬ダムまで20~30分ほどですので初めても方でもカンタンに3つのダムを制覇できるかと思います。宮ヶ瀬ダムに行くともれなく石小屋ダムもセットで見れます。お得ですね。