スマートフォンのUSBテザリング経由で無線LANにつながるのか

iPhone とかその他スマートフォンとかのパケット定額プランを契約してると、各キャリアの公衆無線LANスポットを使えますよ、っていうのがあります。

各キャリアの公衆無線LANスポットを使うとパケット通信の枠を消費せずにインターネット接続ができるので残り何ギガかなーって心配せずに通信できます。たいへん素敵です。

さて、近ごろのスマートフォンたちはテザリングの機能を搭載しており、パソコンを接続してインターネットへ簡単に接続できるようになっています。

スマートフォンの画面じゃ小さい、パソコンの画面で調べ物をしたい、という時にWi-Fiテザリングが便利なのですが、ガンガンとパケット通信をしてしまいます。それにバッテリーの消費も大きいです。

この両方の問題を解決したい。充電しながら動作して、キャリアのパケット網を通らず公衆無線LAN網を通りたい。さて、できるのか。

というわけで試してみました。

パソコンとスマートフォンをUSBケーブルで接続し、スマートフォンから先は無線LAN網を通るという作戦で行きたい。

結果、Android は可能でした。テザリングはルータのような動きをするのでしょうね。

USBテザリングを有効にし、PCとUSBケーブルで接続します。

モバイルデータ通信をOFFにしWi-FiをONにすると、経路が Wi-Fi しかなくなりますので、Wi-Fi を経由して通信ができます。

iPhone は不可能でした。インターネット共有という名が示すように公衆網を共有するという動きをするようです。

モバイルデータ通信を OFF にすると、インターネット共有のメニュー自体がグレーアウトしてインターネット共有が無効になります。すなわちインターネット共有の機能はモバイルデータ通信の機能とリンクしているということですね。こいつは仕方が無い。