情報処理安全確保支援士、気になるけど高い…

サイバーセキュリティに関する実践的な知識・技能を有する専門人材であるという国家資格「情報処理安全確保支援士」制度が創設された。

国家資格「情報処理安全確保支援士」

情報処理技術者試験は認定であって資格じゃねえもんな。

僕は「情報セキュリティスペシャリスト試験」に合格しているので、別途試験を受けなくても「情報処理安全確保支援士」の認定を得ることが可能。

登録に要るモノは何か。

登録申請書、誓約書、登記されていないことの証明書、身分証明書、試験合格証書のコピー、戸籍謄本または住民票の写し、登録事項等更改届出書、登録申請チェックリスト。

これだけの書類を揃えて、さらに登録免許税として9,000円分の収入印紙、登録手数料として10,700円を振込んだ振込明細を付けて郵送。

各種書類を揃えるのに結構な手間掛けて発行手数料なんかもあるから2万円以上かかりそうだなこれ。

セキュリティ知識なんてすぐに陳腐化しますし常に新しい情報を追わなければいけないわけで、毎年更新が必要です。

1年間に1回6時間のオンライン学習が必要(3万円程度らしい)、3年に1回6時間の集合講習の受講が必要(6万円程度らしい)

すなわち3年で15万円程度の維持費がかかるわけだ。まじか。車検か。

コレはちょっと厳しいなあ。持ってたら良さそうだから持っとくか、みたいなのはできねえなあ。仕事で使う(必要になる)から持つ、っていう感じのモノなのかなあ。

いままで前提の試験に合格してる人が約5万人いるらしいけど、そのうちのどのくらいがこれだけの金を払って資格を得るのかなあ。

情報システム入札案件の条件に、情報処理安全確保支援士がいること、みたいなのが付くようになったら会社が払ってくれそうだな。