さっきまで天気が良かったのに何やら雨雲のようなものが出てきた。
夕焼け空を少し残して上空には重い灰色の雲が敷き詰められている。
自分が立っているところは太陽の最後の光で周りの空気が濃いオレンジ色になっている。
そんなシーンを、PENTAX KP のホワイトバランス CTE で撮ってみた。
ホワイトバランスCTEは、領域の大部分を占める色を強調する設定。
極端な写真が撮れてとても面白い。ぼくはよく使う。
このときはもう何もかもが濃いオレンジだったので、それがさらに強調されて空は真っ赤に。
灰色の重い雲と建物のシルエットは真っ黒に。
見てるだけで目が痛くて、何もかも終わりみたいだ。