Synology DS916+ にディスクを4本付けてボリュームを定義した。
RAID のタイプは Synology Hybrid RAID (SHR) という Synology 独自のもの。異なる容量のディスクを挿しても、うまいこと容量を確保してくれる。
ファイルシステムは Btrfs を選んだ。効率の良いスナップショットがガンガンとれるっていうんで楽しみ。 Synology の NAS でも全機種で使えるわけではなく、インテルの CPU を積んでる機種のみ使える。安い機種だと Btrfs は選べず ext4 しかない。他メーカーだと確か ASUSTOR のは Btrfs を選べたとおもう。
ボリューム作成時の確認画面。ちょっと表示がおかしいんだけど。使用量のところに「ボリューム」って出てるし(これは項目名がおかしいのか?)、容量のところには「バージョン情報」って出てるし。なんの確認画面なんだこれは。スルーして先に進むと普通にボリュームが作成される。
さて、作成したボリュームを Windows7 機からマウントして、どのくらいのパフォーマンスが出るのかなと試してみた。
フツーに 1Gbps の有線LANで。充分速い。
たとえば無線LANが前提なたとえばフリーアドレスなオフィス的なところでちょっとしたファイル共有に使うライトな使い方だとどのくらいの速度感なのかな。ここから先はNASの性能ではなくて、ネットワークがどのくらい足を引っ張るか&それで気になるかという話。
古めの 802.11n な無線LANアダプタを積んだ PC で。150~300Mbps でリンクしてる。まあ、こんなもん。
最近の機種、 802.11ac な無線LANアダプタを積んだ PC で。400~800Mbps でリンクしてる。まあ、こんなもん。
オフィススイートのファイルを操作するくらいなら何にも気にならない。数百メガとか、ギガを超えるようなファイル操作をすると、さすがに待たされ感は大きい。
大きなファイルを扱うなら有線LANが断然優位だな。無線はリンク速度こそまあまあ出てるけど、その上でWPAなどの暗号化が働いてるからレイテンシがそこそこあってそこが足を引っ張るね。
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