SUBARU XV 1.6i-L (2017) に乗っています。
休日のドライブにつきものといえば帰り道の渋滞。
渋滞というのはドライバーへの負荷がとても大きいですよね。
ダラダラとした速度で微妙な速度調整をしながらポジションを維持し続けるのは精神力も体力もものすごく消耗しますし、なんなら足首もひどく疲労します。これは本当にどうにかならないものかと思いますが、すぐには解消しないものなのでしょう。
この渋滞が少しでも楽にならないものかと期待していたのが運転支援機能。SUBARU XV の EyeSight。
結論から申しましょう。大正解です。クリエイティブでない単純作業は機械にまかせましょうという時代の流れに正しく乗っている結果かと思います。
前の車がダラダラと進むのに単純について行ってくれるだけで良いんです。一定の距離を置いて、前の車が加速すれば自車も加速し、前の車が減速すれば自車は減速し、前の車が止まれば自車も止まる。低速域でこれをやってくれることの楽さたるや。「え?渋滞っすか?別にいいすよ」と軽い気持ちで突っ込んでいけます。
これがまた加速減速が自然で、しかもシロートが急発進とかやるのとは違いますから、よく考えられたプログラムが効率の良い領域で走りますから、渋滞による燃費の悪化も最小限で済むという効果もあります。
操作もめっちゃ簡単。
写真①のところにある「クルーズ」スイッチを押すと全車速追従機能付きクルーズコントロールの準備ができます。
写真②のところにある「SET」スイッチを押すと制御が開始されます。
「SET」スイッチはレバーになっていて、「+」側に倒すと増速設定、「-」側に倒すと減速設定ができます。
写真③のところにあるマルチインフォメーションディスプレイに状態が表示されます。
というわけで、①クルーズスイッチを押し→②SETスイッチを押すと、前の車についていきます。アクセル・ブレーキ・ハンドルの操作は緊急時に対応できるよう添えておくだけでヨシ。積極的に操作しなくても車の賢いプログラムがよしなに計らってくれます。
SUBARU XV の EyeSight Ver3 は、停車するとそこで全車速追従機能付きクルーズコントロールの制御をやめ、準備状態になります。
じわじわとした速度での前進はじわじわとしたままついていきます。
前の車が完全に停止してしまうと、自車もブレーキでもって停車します。そして制御をやめます。
前の車が発進すると?EyeSight Ver3 は前の車にはついていきません。止まったままです。ここでアクセルをちょいと踏んでやるか、②「SET」ボタンを押してやると、また制御を開始します。
停車を伴うような渋滞の場合は完全自動にはならないのですけど、それでもとても楽です。他社の最近の自動運転はこの辺も全部自動でやってくれるんです? SUBARU も EyeSight ツーリングアシスト だと停止した後の発進もついて行ってくれるのかな?
これから車を買う検討しているのでしたらこれに類する機能がついていることを条件にすることを激しくオススメする次第であります。クソな渋滞でグッタリする必要なんてないんですよ。車なんてのはすっかり趣味のものになってしまった感もありますから、運転の楽しいところだけを享受しましょう。つまんねえところは機械にまかせましょう。