SUBARU XV 1.6L で快適なのは 100km/h までではないか

SUBARU XV 1.6i-L (2017) に乗っている。こいつには ACC、スバル用語で言う「全車速追従機能付クルーズコントロール」機能が付いている。

前に車がいればそれに合わせて加減速し、前に車が居なければ、設定速度で巡航する。この設定速度は 30km/h ~ 114km/h で設定可能である。

で。

いろいろと試してみたが、100km/h までに設定するのが良いのではないかと思う。

以下の写真は、停車していてエンジンが回っているときのマルチファンクションディスプレイの状態である。

中央上部のバーグラフが黄色で左側に振り切っている。これは「燃費が悪い」状態を表している。そりゃそうだ、エンジン回ってて1ミリも進んでないのだから燃費悪かろう。そこそこ燃費の良い走りをしていると、このバーグラフが右側に振れて緑色になる。

新東名の 110km/h 区間で 110km/h に設定して走行すると、道路の勾配や加速状況によってはエンジンの回転数がグンと上がり、燃費が悪いと表示される。もちろんエンジン音もうるさく感じたりする。

これが 100km/h までであれば、ほぼ燃費の良い回転数を選んでくれる(だいたい 2000rpm 未満で回るように調整して走ってくれる)ので、100km/h までに設定しておくのが良いと思う。エンジンの回転数が上がらなければ車内は非常に静かである。無理せず安全運転で機械に速度調整をまかせるのであれば XV 1.6L で充分満足できるのではないかと思う。

僕は試乗していないので知らないのだけど、もしかしたら 2.0L モデルなら、100km/h より大きな数字に設定しても回転数が大幅に上がらず燃費良いまま走れるのかもしれない。

いつになるのかわからないが将来高速道路がMAX 120km/h 化され 120km/h でずーっとスイスイ走りたいと思っているのなら XV 1.6L はオススメできないと思う。120km/h まで踏むと回転数が上がってうるさいから。うるさいのが気にならない人は良いけど。というかうるささの感じ方も個人差があるけど。以前乗ってた日産マーチの 80km/h と XV 1.6L の 120km/h で比較するとマーチの方がうるさいと感じた。だから、比較する車によってはぜんぜん静かなのだけどね。

「快適」の定義をどう持ってくるかによっても違うのだけど、燃費がそこそこ良くてエンジン音もうるさくなく過ごせるのは 100km/h までだなと僕は感じる。