2019年 高校生用 電子辞書

うちの子が来月高校生になる。高校から「紙の辞書か電子辞書を用意してください」という指示がありました。

国語辞典、古語辞典、漢字辞典、英和辞典、和英辞典。5冊の辞典を紙で用意しろとか全力で無理です。重い。

高校生向けの電子辞書なら何でもいいよ、学校でも販売するよ、ということで学校からおすすめの三機種が提示されていました。

 

機種

 

 

  • カシオ EX-word AZ-SR4700edu
    • 215コンテンツ。学校限定。30,000円
  • カシオ EX-word AZ-SR4900
    • 235コンテンツ、英語強化。34,000円
  • シャープ Brain PW-H8000
    • 255コンテンツ。学校限定。31,000円

 

なるほど学校専用型番で市販品との価格比較ができないパターンですね。とはいえ型番やスペックなどから想定できます。多分以下のような対応でしょう。

 

  • AZ-SR4700edu → XD-SR4800
    • 215コンテンツ。1年保証。
  • AZ-SR4900 → XD-SR4900
    • 235コンテンツ。1年保証。
  • PW-H8000 → PW-SH6
    • 260コンテンツ。1年保証。

 

市販品は価格変動があります。2月末時点では学校販売より高価ですが、4月頃には学校販売より値段が落ちます。もしくは昨年度モデルを選ぶと更に安価です。辞書なんてそうそう中身変わりませんから。ですが、学校専用モデルの3年保証はとても魅力的。

 

昨年モデルとの比較

 

シャープの機種は、昨年モデル(PW-SH5)と今年モデル(PW-SH6)での変化が少ないので、ちょっとでも費用を抑えたければ昨年モデルの流通在庫を狙うと良いでしょう。

カシオの機種は、昨年モデル(XD-Z4800)と今年モデル(XD-SR4800)でハードウェアが変わっています。画面解像度が上がり(528×320 → 864×480)フォントがビットマップからアウトラインフォントに変わっており文字がなめらかになっています。液晶の解像度増加はそのまま消費電力にはねかえっており、電池の持ちは 180時間→130時間 と減っています。電池の持ちを重視するなら昨年モデル、見栄えを重視するなら今年モデルでしょうか。

 

シャープとカシオの比較

 

シャープとカシオの機種、どっちがいいのと言われてもわかりません。ソフトウェアや辞書についてはもう慣れとしか言いようがありません。使ってれば慣れると思います。

ハードウェアの大きな違いは、電源です。カシオは単3電池を2本。電池はわりとどこでも調達できますが交換がめんどくさくないですか。

シャープは内蔵充電池でmicroUSBで充電です。USBで電源取得ならいまどきどこにでもあるので家でも出先でもホイホイ充電できて良いように思うのですがどうか。モバイルバッテリだって持ち歩いてるし。

と思ってたのですが子供に聞いたところ「電池のほうがいいわ」とのことでうちはカシオに決まりました。

その後、電器屋店頭でちょっとだけ操作してみました。国語辞典の検索が、カシオはインクリメンタルサーチ、シャープは確定後サーチです。

たとえば「てすと」で検索したいとき。

カシオは「て」を打ったときに「て」で始まるワード一覧が表示されます。その後「す」を打てば「てす」で始まるワード一覧が表示され、「と」まで打ち込むと「てすと」で始まるワード一覧、というように一文字ずつ絞り込まれていきます。

シャープは文字入力中は何も検索動作が動きません。「てすと」まで打って確定した段階で検索されワード一覧が表示されます。

些細な違いですけど。

 

追記

 

上記の、シャープのは単語検索時に確定後サーチって記述、間違いです。昨年までのモデルは確定後サーチでした。今年のモデルはカシオのと同様インクリメンタルサーチになっています。