鈴木楽器 メロディオン MFA-32 と FA-32 の違い

子供が通ってる学校から「鍵盤ハーモニカを準備してください」の通知が来た。学校で発注できるモデルは学校専用の MFA-32B/MFA-32P だ。

こんな封筒で来る。

学校と付き合いのある販売店によって値段が違うのだろうけど、だいたい全国的にこのくらいの値段になっているようだ。

一般の販売店でも取り扱っていないかと検索したが、FA-32B/FA-32P しかヒットしない。MFA-32 に比べて FA-32 のほうが安い。似た型番だが、流通経路の違いだけでなく仕様も少し違う。できるなら安いほうが嬉しい。どっちを選べばよいのかヒントがほしい。

上記画像にあるように、学校専用の MFA-32B/MFA-32P は内部に金属板を装着しており、(他モデルと比較して)共鳴により豊かな音が出るとなっている。また、ドレミファソラシドの場所をガイドするシートがおまけで付く。

メーカーのサイトにも説明がある。

【メロディオン】MFA-32B/MFA-32Pと、FA-32B/FA-32Pとの違いを教えて下さい。

リンク先の説明に書いてあるとおりなのだが少し補足する。MFA-32 の方は、セミハードケースの上内側に網のポケットがあり、ホースのようなうたくちを格納できる。FA-32の方はセミハードケースの上内側に網のポケットはなく、ホースのうたくちはケースの隙間に雰囲気で放り込む形だ。

学校用モデル MFA-32 は豊かな音を出すとされる金属板が入っているおかげて FA-32 より 100g ほど重い。うちの子は重いものが苦手で…というのなら軽い FA-32 の方を選ぶという手もある。

鍵盤ハーモニカといえばヤマハのピアニカを忘れてはいけない。ヤマハの一番安価なモデルは中身は良いのだろうけど、ケースがハードケースでわりと邪魔である。体の小さな低学年に持たせるにはデカイのではないか。

鈴木楽器のセミハードケースはとても軽い。取っ手は柔らかくて持ちやすい。ハードケースと同じく譜面も立てることができる。

音は… こどもたちがプァ~プァ~と吹いているぶんにはあまり変わらないように思える。真剣に綺麗に吹けばまた違うのだろうけど。

合奏時にちょっとでも他人と音が違うのは嫌だ!という子なら学校推奨モデルを選ぶのが良いだろう。

うちは…家族揃って貧弱なので FA-32 のほうにした。マジで軽い。鍵盤ハーモニカってこんなに軽かったっけ。あとケースの色がメタリックでかっこいい。