以下からGETできます。
ftp://squid.nlanr.net/pub/
今回は、"squid-2.2.STABLE5-src.tar.gz" を使用しました。
まず準備します。
$ tar zxvf squid-2.2.STABLE5-src.tar.gz
"squid-2.2.STABLE5" というディレクトリができて、その下に展開されます。
後は make 一発です。
$ ./configure --prefix=/usr/local/squid prefix 設定はデフォルトのままなので省略可
$ make all
$ su
Password: (password)
# make install インストールはrootユーザで行わないとエラーになりそうな気が
※上記手順が面倒なら RedHat の CD-ROM に付いてる rpm パッケージでカンタンインストールができます。
/usr/local/squid/etc/squid.conf
このファイルを編集します。
ほぼデフォルトで動きますが、一部修正をします。
#http_port 3128
デフォルトでは http ポートが 3128 になってます。
今回は 8080 にしました。
http_port 8080
コメントを外して上記のようになります。
cache_mem 192 MB
この項目はキャッシュに使用するメモリ量です。
デフォルトでは8MBですが、速度確保のため贅沢に使います。
cache_dir /usr/local/squid/cache 100 16 256
この項目はキャッシュディレクトリの設定です。
デフォルトでは 100MB 取るようになってます。
今回はディスクに余裕があるので 1000MB 取りました。
cache_dir /usr/local/squid/cache 1000 16 256
このようになります。
(注意)
2.3STABLE1 から 記述法が変わっています。
キャッシュファイルのタイプの記述が必要になりました。
Ex. cache_dir ufs /usr/local/squid/cache 2000 16 256
あとはアクセス制御の部分。
http_access allow all
を追加し、
#http_access deny all
コメントアウトします。
squid は nobody ユーザ、nobody グループで動くようになっています。
squidがきちんと動いてくれるように、ファイルシステム上の設定をします。
squidディレクトリの属性を変更します。
$ chown nobody.nobody /usr/local/squid/*
最初にキャッシュディレクトリを作成します。
$ /usr/local/squid/bin/squid -z
これだけでOK
$ /usr/local/squid/bin/squid
で動作します。
$ /usr/local/squid/bin/RunCache
とすると、もし落ちた場合自動的に上げ直してくれます。
あとは /etc/rc.d/rc.local に
su nobody -c "/usr/local/squid/bin/RunCache &"
とでも書いておけばサーバ起動時に起動してくれます。
動作したら、ログの解析をしてみましょう。
本体 | IBM Netfinity 5500 M10 (いわゆるPC Server) |
HDD | 9.1GB x 3 (RAID-5) (SCSI H/A = IBM ServeRAID2) |
OS | RedHat 6.1 (English) |
Proxy | squid 2.2 STABLE 5 |
Kernel | 2.2.14 |
(個人で使う方には、あまり役立たない情報 )
RedHat6.1 の CD-ROM から Boot し、通常 install で問題なくOK。
ServeRAID も問題なく認識。
VideoCard も問題なく認識。
ただし最近の S3 製 Trio3D 以降のマイナーなチップだと危険かも。
Xを使わないのであれば問題なし。
XFree86 3.3.6 なら他の Netfinity でも行けそうな気が。