MDT 2010 は Windows のセットアップにかなり詳しくないとハマる

MDT 2010 のはなし。いろんなところでハマった。

MDT 2010 による展開で失敗に終わった後、再度挑戦するとインストーラが正常に動かないことがある。TaskSequenceの選択画面が出ずに再起動してしまう。コレは前回セットアップ中だったファイルが残っているため。

エラー表示のところで [F8] キーなどを押してコマンドプロンプトを出すといろいろ操作できる。ココで C: ドライブなどの MININT フォルダをざっくり消してしまうと良い。

展開の流れとしては、

・展開サーバからブート用PEの転送

・ブート用PEの起動

・MDTサーバに接続し CustomSettings.ini に従いメニューが動作(TaskSequenceの選択)

・選んだTaskSequenceに従い転送してきた WIM から展開したWindowsセットアップ開始(Unattend.xmlのspecializeセクションが作用)

Windows通常起動初回(Unattend.xmlのoobeセクションが作用)

そうそう、この TaskSequence の Unattend.xml にて、MDT2010 が初期値として用意したモノは、 oobe のセクションに LiteTouch.wsf を実行するよう書いてあるのだけど、ぼくが試した環境ではエラーが出て動かなかった。

たしか "LiteTouch.wsf /start" というような感じで書いてある。

ぼくの環境ではこれが不要だったので(インストール完了後に処理することが特にないので)、かわりに LTICleanup.wsf に書き換えた。これにより、インストール時に作った作業ファイル(Script群やWIMファイルなど)が自動で消えてくれる。