パソコン出身、IAサーバ方面からUNIX方面へと進んできた人間にとって、バカ高い機械っていうのは他と比べて一体どのくらい数字が出るのかというのが気になるところ。
Linux なんかでストレージのの速度を計測する fio というのがあり、こいつは AIX でも動きます。カンタンにビルドできます。
IBM AIX Toolbox for Linux Applications - Alphabetical Listing より、gcc と libgcc と make を取ってきて rpm でインストール。
fio のソース展開したディレクトリに移動して
$ CC=gcc gmake
でビルドできます。できあがった fio は linux などと使い方は同じ。適当な作業ディレクトリを用意してそこそこのサイズのファイルを放り込んでブン回せばよいです。
結果的に単純な速度なんてのはメカニカルな部分がボトルネックになってあんまり変わらないような感じです。バカ高いのは手厚いサポートであったり部品の寿命(保守が長いという意味も含む)であったりスケールしやすかったりメンテしやすかったりなどという部分なんだなあと。
列挙してみて思ったけど結局丸投げ費用か。自分とこで解決できないからメーカーであったりベンダーであったりに丸投げしちまおう費用ってことなんかな。