NPIV で FC のポートを増やした感じになって便利だよ

PowerVM な LPAR に FC 接続なテープ装置を接続しようとしたら、 VIOS 経由のバーチャルSCSI的なデバイスとして接続はできませんよと。 LPAR に HBA を割り当てなければならないという制限があって何それメンドクサイ。

もう一枚 FC の HBA 買えってか? しかしそんなはずはない。なんかうまいことやる方法があるはずだ。と思ったら普通にあった。 VIOS にて 仮想FC を割り当てるだけで、仮想 FC を LPAR まで引っ張っていける!コレは便利!仮想 FC にも WWPN が割り当てられる。すなわち勝手に NPIV ( N-Port ID Virtualization ) が有効になる。SAN SW が NPIV に対応してれば、SAN SW 側から見たらポートの先にたくさんの HBA があるように見える。

というわけで(帯域さえ許せば)少ない FC ポートをたくさんの LPAR からうまいこと共有して使えるという感じです。

このPDF→ NPIV and the IBM Virtual I/O Server (VIOS) がわかりやすい。