プリンタ単体でどこまでやるか

スキャナ付きプリンタはどんどん多機能化を追求し何でもかんでも飲み込みながら肥大化していってるような感じである。

先日まで使っていた HP Photosmart B110a は、SDカードが挿入できた。小さな液晶画面内でSDカードの中身をサムネイル表示し、選んで印刷が可能となっておりパソコンいらずだ。でもね、とても小さいのですサムネイルが。似たような構図のが複数あり一番ピントが合ってるのを選ぼう、なんてことはできないのです。あとやはり小さなコンピュータですので処理速度が遅いです。ボタンを押して次の画面へ遷移するまで処理を待たなければなりません。

プリンタ単体で様々なフォーマット印刷機能もありました。ピクサーやディズニーキャラ塗り絵の線画を印刷する機能、カレンダーを印刷する機能、罫線を印刷する機能、等々。どの機能を呼び出すのにもいちいち待たされるのですが。

今回入れ替えた HP Deskjet 3520 はそのような単体で遊べる機能はほとんどありません。液晶はモノクロだし。カードスロットも無いし。なのでパソコン側で頑張ってねという流れになっています。

どこのプリンタメーカーも、プリンタを買えば印刷アプリが付いてきます。キヤノンエプソンのはさすがによくできてるなと思います。

HP にも付いてきました。Photo Creations という名です。

いくつかのテンプレートがあるので(日本人好みかは微妙なところ)そこから選んで印刷したり、少々のカスタマイズもできます。

そうだよね、プリンタに様々なソフトウェアを詰め込みだしたら、もう一つコンピューターを作ってるのくらいの勢いになっちゃうもんね、ヘタしたらタブレットを内蔵するくらいの、あ、天板にタブレット内蔵したらどうですかね。もうそういうのありますかね。

スキャンした資料に直接落書きしたり印刷前に派手に素早く加工したりができるんじゃないですかね。

それだったらほんとにインタフェースを最小限にしてリッチな処理部分は個人所有のスマートフォンとかにアプリ入れて操作してもらうみたいな方が良いのかね。今更パソコンに全面的に頼るというのも、いや、でも、パソコン持ってない人はプリンタ買わないか。そうか。