ちかごろのちびっこの彫刻刀がえらく進化している

うちの4年生が、教材のお金が必要だとえらくカラフルな封筒を持って帰ってきた。なになに彫刻刀ですかな。近頃の彫刻刀こんなになっとんのや!

刃先をガード。めっちゃ過保護。小さい頃からあんまり刃物に触れずに生きていけるから、慣れない子のためにこのくらいの配慮がいるんやな。しかもステンレス製で錆びないよと。ぐさっと指刺しちゃって血がついても錆びない(そんなことは書いてない)。

グリップもラバーですよ。つるつるすべらず作業ミスも減る。ケガを減らすことにもつながる。大事。

刃先の材質も選べる。選べると言われてもどれにしたらええのかわからんのやけど。どれも良さそうなこと書いてあるし。結局のところちびっ子たちが使う分には差なんてわかんなくて変わらないのかな。

我々の頃は、グリップが木製のヤツしかなかったよなあ、なんて思いました。

このような道具類が今後不便な方向に退化していくことは無いと思うので、材料の進歩による利便性の向上はしっかりと享受していくべきと思う。

それでも、ぼくらがこどもの頃は家庭のあれやこれやで差が付いてはいけないみたいな感じで道具類も全員共通だった気がするけど、今は好みにあわせて選べるんやね。これは地域差や学校ごとによっても差があるんだろうけど。

さて、うちの子はどれにしようか。ものによって価格差が結構あるんよねー。

彫刻刀ケースのデザインがいろいろあるんだけど(こどもの関心はもっぱらケースのデザインである)、男児っぽいの(黒地にドラゴンでガオーみたいな)と女児っぽいの(ハートでふわふわっぽい)しかないの。中性的なというかシンプルなというかそういうのが無いの。これはつらい。姉が使ったあと弟に使わせたいじゃない。そしたら男女どっちでもいけそうなデザインが欲しいじゃない。ぐぬぬ