Windows Server 2012 付属 Windows Server Backup の悲しさ

UI が Windows 8 っぽいサーバ用 OS である Windows Server 2012 ですけど、仮想化ハイパーバイザーの Hyper-V も結構使えるようになってきて良いんではないですかというところです。

Winosws Server 2012 付属のバックアップツール Windows Server Backup というのがあり、こいつはスナップショット経由でバックアップが取れるのでオープン中のファイルも確実に取得できるしある時点のスナップショットだから不整合も起こりにくいしそもそもOS付属だから追加料金かからないしサポートも受けられるし良いこと尽くしです。Hyper-V 上のゲストも判別できてゲストごとにバックアップ取れます。他社製バックアップツールいらなくね?

ですが、ちょっぴり制限もあり、それが面倒です。

GUI で様々に設定できるのですが、スケジューリングしたい場合の最長間隔は1日間です。毎月何日とか、指定日だけとか、毎週何曜日とか、そういう指定ができません。毎日何時、もしくは毎日 06:00 時 と 12:00 時みたいにさらに頻度の高い指定です。コレは使いにくい。毎週日曜にシステムバックアップとりたいなんてGUIではできない。

コマンドラインで同様の処理が記述できるので、コレをタスクに登録すれば柔軟なスケジューリングができます。

バックアップ先は、ローカルHDDもしくは他サーバの共有された領域。NFSがつかえるので、空きたっぷりのUNIXのサーバよりNFSエクスポートした場所に書き込もとうとしたら「NTFSかReFSじゃないとダメ」と言われた。なんと。コレは面倒だ。ファイルを置くだけなのだからファイルシステムが何だろうが関係なくやってくれりゃあいいのに。