Windows7 のログインパスワードを忘れてしまった、どうしましょう、というときにシステムの中をごそごそとしてパスワードを探してくれるツールがあります。 ophcrack というやつです。
Windows7 の場合は、"ophcrack Vista/7 LiveCD" を選びましょう。
iso ファイルをダウンロードできるので、空の CD-R に焼いて、その CD-R でブートします。
本日時点での最新版、3.6.0 で記述します。 "ophcrack-vista-livecd-3.6.0.iso" です。
こんな画面で起動してきます。
待ってると自動的に automati が選ばれて自動的に処理をしてくれます。
Linux の起動が終了すると、ophcrack が起動して、ササっとチェックしてくれます。
この時点で単純なパスワードならスグに見つかります。
"not found" になったやつは、もっと大きなテーブルを使って検索しましょう。
"Tables" アイコンをクリックすると、"Table Selection" ウィンドウが出てきます。
下部の "Install" ボタンをクリックすると、"Select the directory which contains the tables." ということで、テーブルファイルの入っているディレクトリを選びます。
一般的な構成のPCなら、"/media/sr0/tables/vista_proba_free" を選んで "Choose" をクリック。
"Table Selection" 画面に、今回読み込んだテーブルが緑色のアイコンで表示されます。"OK" をクリックして閉じます。
ophcrack のメイン画面に戻ると下半分に読み込んだテーブルの情報が表示されているのでそれを確認して "Crack" ボタン。
後は待つだけ。高速なPCならスグ終わるし、そうでもないPCなら何時間も待たされる。このCDに含まれるテーブルだけでは検索できないときもある。
その場合は、ophcrack のサイトからばかでかい何ギガもあるテーブルファイルをダウンロードしてきて、そいつを使って検索すると見つかるかもね。
追記
どうしてもパスワードが見つからない場合、 Lazesoft Recover My Password でパスワード消去するという方法もあり。
Windows のパスワードをリセットするツール Lazesoft Recover My Password
ただパスワード消去しちゃうとNTFSの機能で暗号化していたファイルや証明書ストアの中身などにはアクセスできなくなってしまいますので、そういうのを救出したい場合には使えません。