NEC Aterm WG1200HP 11ac/n/a(5GHz帯)&11n/g/b(2.4GHz帯) 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) 同時利用タイプ 867+300Mbps PA-WG1200HP

2010年に発売された 無線LANルータ NEC Aterm WR8700N を使っておりました。購入したときの日記がコレです → 無線LANルータ NEC Aterm WR8700N(HPモデル) PA-WR8700N-HP (2010-08-17)

有線部分は全ポートギガビットで、無線部分は IEEE802. 11n/11a(5GHz)およびIEEE802.11n/11b/11g(2.4GHz)を同時に使用でき、理論値300Mbpsがイケるという当時としてはかなり頑張ってたヤツです。

5年も経つと部品がヘタってきたりするんでしょうか?そんなことある?最近無線LANがぶつぶつ切れるようになってきました。切れたあともなかなか復帰しない。繋がってもすぐに速度低下して切れてしまう、みたいなことが頻発しておりました。家庭用の品質で5年間、よく頑張った方じゃないですか。寿命かねえ。

というわけで似たようなスペックの現行製品を調べてみたところ、NEC だと WG1200HP と WG1200HS があります。うちは中継機能が欲しいのとビームフォーミングを味わってみたいのとで、WG1200HP の方を選びました。普通の親機として使うだけ(中継には使わない)、そんなに遠くまで飛ばす要件が無い、という場合は WG1200HS のほうが安価なので良いのではないかと思います。

さらに上位には WG1800HP2(3ストリーム) や WG2600HP(4ストリーム) がありさらに高速であるとされていますが、ウチには 2ストリーム対応機器しかねえのでそれ以上の速度は出ず、WG1200HP で充分だな、となりましてコイツにしました。

従来使っていた WR8700N の電源をOFFにし、WG1200HP の設定を SSID や暗号化キーも含めて WR8700N で使っていたモノと同一に設定したところ、パソコンやスマートフォンなどの子機達は何ら設定を変えること無くスイスイと繋がってきました。とっても簡単。

ひとつ機能ダウン?したなーと思ったのは、ログを表示する機能が無いってところです。WR8700N は、ログ表示機能があり、どのMACの機器にどのIPを払い出したとか、認証を開始しただとかの記録がログに出ておりそれをWEB管理画面から参照することができました。

WG1200HP にはそのようなログを見る機能はなさそうです。ミドルレンジ機だからですかねー。ログなんてめったに見ねえし、売る方からしたら安価な機器にて余計な中身のことは詮索しないでいて欲しいだろうし(サポートコストが見合わないだろう)そんなもんなんでしょう。

とにかく今は快適に接続できているので満足です。

iPhone6はビームフォーミングの効果があるのかどうだかわかりませんが、おうちの中のどこにいても快適です。

大変コストパフォーマンス高い製品かと思います。

マニュアルに一部不親切なところがあり、ブリッジモードで使う場合は、WEB設定に 192.168.1.210 で入れるようなことが書いてあるのですがそれは違う環境もあり。ブリッジモード で動いてる場合はこの機器のIPアドレスは上位の機器がDHCPで払い出したIPアドレスとなりますので、ローカルネットワークを何らかの方法で検索してみれば良いかと思います。スマートフォンのアプリ「Atermスマートリモコン」等を使えば探し出してくれるので、そこに表示されたIPアドレスを見ると良いでしょう。

他メーカーの同等製品としては BUFFALO の WHR-1166DHP2/N がありまして、一般小売店ではこちらの方が価格がこなれているのですが、カタログ上の数値で見ての大きな違いはLAN側Ethernetのポートが100Mbpsというところ。ここでギガビットが必要ないよというのならかなりお得な製品だと思います。