OpenDJ で LDAP をためしてみる

OpenDJ という LDAP サーバがある。オープンソース。Sun の OpenDS から fork されたやつ。これを試しにインストールしてみた。

CentOS の場合、rpm をダウンロードしてきてインストールするだけ。今日時点での最新版 opendj-3.0.0-1.noarch.rpm を入れてみる。

めっちゃ簡単で拍子抜けする。

初回セットアップは以下コマンドでGUIでセットアップできる。

 

/opt/opendj/setup

 

といっても基本次へ次へと押していくだけで、モノの数分で出来上がる。

server settings の画面で、管理者名とパスワードを設定する。初期値は "cn=Directory Manager" だったけど、いつも admin 使ってるので "cn=admin" にしてみた。

topology options で、今回はとりあえず stand alone で。レプリケーションサーバの設定もここでひょいっとできる。

directory data の画面でこのディレクトリの Base DN を決める。バックエンドタイプは現時点では長年の実績がある JE Backend でいいんじゃないかな。オートで指定した人数分のユーザができるので、様子をうかがうにはちょうどいい。本番環境作るときは empty でイチからつくればいい。

進めていくと、最後の画面。ここでコントロールパネルが起動できる。

コントロールパネルは後でも起動できる。

 

/opt/opendj/bin/control-panel

 

セットアップ途中で設定した管理ユーザでログインしよう。

サーバの状態見たり設定したりを、ここからできる。

"manage entries" 押すと、セットアップ中に登録したユーザが見えるね。

めっちゃ簡単である。起動してしまえば、ldapsearch などふつーに昔からある ldap のツールが使える。

ところで、Linux から Windows へ X を転送してセットアップしてたんだけど、フォントが汚すぎて萎える。これはどこをいじればよいのだろう。