BIOSパスワード設定時、USB接続テンキーに気をつけろ

パソコン電源ON時、しらないひとが勝手に操作しちゃうのを防ぐためにBIOSパスワードというのが設定できます。OSが起動する前、BIOSが起動したときに必要なパスワードです。

これね、入力時、何が入ってる分からないわけです。アスタリスク「*」で表示されるわけです。

USB接続のテンキーで数字などを入力したとき、実際は何が入ってるんでしょう。キーを押す毎に「*」が増えていくので、キャラクタコードが一つ送信されていることは確かなのですが。BIOSパスワード設定時にUSB接続テンキーの「1」キーを押したとき、それは「1」が入力されているわけではなさそうです。

たとえばBIOSパスワード登録にUSB接続テンキーを使って、「1234」と設定しまして、電源ON時のパスワード入力画面で普通のキーボードで「1234」と入力してもそれは通らないわけです。実際に表示されてないので、何が入ってるのか分からないんですけど、キートップに表示されてる文字じゃないことは確かです。

だから、BIOSパスワード設定時の入力に使用したUSB外付けテンキーがないと、パスワード解除ができないんです。

ちょっと試してみたんですけど、BIOSパスワード設定時に使ったUSBテンキーとは違うUSB接続テンキーを接続して解除を試みたところ、通ったり通らなかったりしました。

OSが起動してからドライバを読み込めば正常に動くのでしょうけど、ドライバを読み込むまではどういう動作になっているのか、機種毎に違うみたいで(しかもその動きはいまいち見えなくて)困りますね。

内部で使われてるチップの種別によって動作が違うのでしょうか。

つうわけでBIOSパスワード設定時は、USB接続テンキーは使うな、というのが本日のメッセージでございます。