久しぶりに物理機でRHELをインストールっていうのをやった。どちら様も近頃めっきりVMですよね。インフラ側で様々な冗長設定をうまいことやってくれてるのでゲスト機の中ではあんまり面倒なこと考えなくて良いのが素敵です。
物理機はそのへんちょっと気を使わなければいけないのでめんどくさい。っていうか物理的な配線がめんどくさい!現地に行って線を引き回すのがこんなに面倒だなんて。すっかり仮想に慣れちまってんだなあ。
ネットワークの冗長化だけども、RHEL6 までの標準状態では NIC の冗長化ならボンディングしかなかったので、いままでは何も迷わずボンディングのインタフェースを作ってたのだけど、 RHEL7 だと選択肢にボンディングとチーミングがある!なんやて?選ばせるのか!?
RedHat のサイトに比較表がある。
この星取表のようなものを見るとチーミングのほうが良く見える。明らかに使える機能が多いしパフォーマンスもいいとのことだ。ボンディングドライバはカーネルモジュールとして実装されてて、今後の機能拡張が困難なんだとか。作る側の今後はどうだか知らないけど、使う側としては現段階ではそこでは困らない。チーミングドライバは管理機能などをユーザランドに分離しており管理ツールの実装が容易なのだとか。使う側としては現状提供されてるものを使うだけなのでどっちでもいいわけだけど。
じゃあなぜ2つの方式が選べる状態で提供されてるの?後方互換性ってのもあるのかな。
せっかくだから新しい方を使ってみよう、つうわけで今回はチーミングを使ってみることにするよ。
とても参考になったのはこちら↓
RHEL7/CentOS7 NetworkManager徹底入門
※ 2016-11-26 追記