オーディオは宗教にちかい部分がある。オーディオに浸かれば浸かるほど部材を変えたときの音の違いが明確にわかるようだ。見えないものが見えてくるように、聞こえないものが聞こえてくるのだろう。
ぼくは、そういうのが見える人でも聞こえる人でもないので、まあショボくない程度に鳴ればいいなと思っている。
ONKYO CR-N755 と ONKYO D-02A をつないでて、まあスピーカーがコレだから何をどう繋ごうが限界があるというもので。
もともとは付属していた MONSTER XP を使っていた。このケーブル、たぶんもう10年くらい使ってるんじゃないか。被覆のビニールが変質してネバネバになっており、音がどうとか以前に(音はいいと思う)配線してあるあたりがネバネバして最悪。
さすがにこれはイライラの限界なので、替えのケーブルを買いに行った。ものすごいたくさんの種類のケーブルが売っていて、とてもじゃないけど選べない。基準を設けよう。
柔らかくて取り回ししやすくて、MONSTER XP と同じくらいの太さで、そこそこ安価で、雰囲気的にべたべたしにくそうなやつ。
というわけで、FURUTECH(フルテック)の FS-303 にした。1mあたり390円。白系の被覆が清潔そうで、柔らかくて良さそう。
実際接続して聞いてみたけど、うん、やっぱり違いがわからない。これはスピーカーだな。こいつが限界だな。同じ ONKYO の D-55EX が欲しいな。