CPUのパフォーマンス制限がかかってしまう件、原因は多分温度

ThinkPad T510 に Windows10 をのせて使っている。Anniversary Update 以降、CPUのパフォーマンスに制限がかかったような状態になることがしばしばおこる。

止まるわけではなく、いちおう動くのだけど、なにをするにも反応が遅くなるのだ。Core i5 M580 2.67GHz を搭載しているのだけど、コイツの能力を使い切らない状態になる。

タスクマネージャーのパフォーマンスのタブで見てると、1.14GHz に絞られて、CPU使用率も 40% に絞られてしまう。

イベントログを見てると、その状況が記録されていた。これだ。

 

グループ 0 のプロセッサ 0 のスピードはシステム ファームウェアによって制限されます。プロセッサは、最後のレポート後 1194 秒間このパフォーマンスが制限された状態にあります。

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とはいえ、ずっと同じハードウェアを使っていて、Anniversary Update 以降この症状が出てきたのでシステムファームウェア側の問題ではなさそうな気がする。システムファームウェアから来た信号を理解するサブシステム側で間違って取り扱ってしまっているような気がする。

省電力関連を扱うドライバをバージョンアップしてみよう。対応機種にT510は載っていなかったけど、こいつをいれてみました。

Lenovo 省電力ドライバー (Windows 10 32bit, 64bit)

上記イベントログのが頻発していたのが、めっきり静かになりました。ポツポツとは出ますが、頻発はしません。

検索してみると、これ、温度が高くなりすぎるとCPUが自ら冷えるように自身でパフォーマンスを落としてるみたいですね。たしかに機体が熱いときに遅くなるわ。そういうことかな。

だとしたらAnniversary Updateというより、季節的なモノなのかも知れません。熱い夏。でも、去年まではこんなことなかったし…

あ。SSDかな。ストレージをSSDに変えたから、データが膨大に流れるようになってそいつを処理するためにチップセットあたりの発熱が増えはじめたのかな。

最初っからSSDのPCなら熱設計がSSDに合わせてあるから大丈夫なんだろうけど、当時HDDしか無かったモデルだから、そんなにストレージやチップセットが熱くなること想定されてなかったんだろうな。