ThinkPad T440s のタッチパッドを T450s のものへ付け替える

ThinkPad T440s のクソなパコパコなタッチパッドを T450s の 3ボタンのものへ付け替える、ただそれだけです。

が、T440s の妙な内部アクセスのやりにくさにちょっぴりてこずりました。

見てください、この、どこクリックしたらいいの?というわかりにくさ満載のノッペリとしたタッチパッド

このパッドね、内部にキーボードのキーを支えるパンタグラフみたいなのが4個あるんですよ。なので、この板をキーボードのキーを押すがごとくの力で押し込まないといけないんですよ。タッチじゃないんですよ。ありえなくないですか。

それでは開けていきましょう。

ThinkPad T440s ハードウェア保守マニュアル[PDF]

まずキーボードを外します。これはマニュアル通り、とても簡単。

裏返してバッテリーを外し、裏蓋を開けます。裏蓋を開けるのにちょっぴりてこずりますが、力技で押し切れば行けるでしょう。

裏蓋を開け、内蔵バッテリーとHDDを取り外します。ここまではどうにかなる。

で、開けたところの図。

まじか。

タッチパッドを固定しているねじ4本のうち、2本はすぐに見えます。あと2本はマザーボードを外さないと見えない!めんどくさい!

ものすごくめんどくさいですが、マザーボードを外しましょう。こればかりは仕方がない。

さて、取り外したT440sのノッペリな板と、取り寄せたT450sの素敵な3ボタン付きを並べてみましょう。

もちろんですが、サイズは同じです。ぴったりハマりそうですね。

さて裏面です。

なんやて!?

コネクタの位置が微妙に違う!T450s のほうが手前側に 5㎜ くらい寄ってる!

仕方あるめえ、無理やり取り付けましょう。まずは3ボタンのパッドをねじ止めし、フレキシブルケーブルをつなぎます。

さあマザーボード側につなごうと思ったら。やっぱり。ズレてる。コネクタの位置が合わない。

でもよかった。長いなら折ればいい。これ短かったら目も当てられませんよ。長いだけでよかった。フレキケーブル、パッド側をほんのり折りたたむようにすればおさまります。

急いで内蔵バッテリとHDDを装着して裏蓋を閉めてしまいましょう。閉じ込めてしまえばこっちのもの。

さあ無事3ボタンのバッドになりました。

めっちゃ快適です。これが正しいThinkPadです。

メーカーは有償でもいいのでこれの付け替えサービスをやるべきなんじゃないの?