Paypal という、相手に口座やカード情報を伝えずに決済を行えるサービスがある。ぼくは eBay で買い物したとき決済するためアカウントを作った(今調べたら2004年から使ってる)。
Paypal にクレジットカードを登録しておけば支払いには使える。支払い相手の Paypal 用メールアドレスがわかればクレジットカード番号を知らせることなく支払いができるので安心感が高い。
米国渡航の ESTA(電子渡航認証システム)の料金も Paypal で支払える。Wikimedia への寄付も Paypal で支払える。
ここまでは、アカウントのアップグレード(本人確認)をしなくても使える。
今回僕はメールアドレスの変更をしたくなった。
Paypal でのメールアドレスの変更方法は、新メールアドレスを追加登録し、追加登録した新メールアドレスをメインへと昇格させ、旧メールアドレスを削除する、という流れで作業をする。
この手順の一番最初「新メールアドレスを追加登録する」という作業が、本人確認が済んでないと実行できないのだ。
本人確認はわりと厳格で、Paypal登録されている文字列とこちらが提示する資料の文字列が一致していないといけない。
こちらに書いてある→ 本人確認手続き(個人アカウント)|サポート-PayPal(ペイパル)
運転免許証でいいじゃん、と思ったのですが、名前をローマ字で登録してるんですよね…。運転免許証にはローマ字氏名が無い。というわけでこういうときはパスポートが必要です。
でもパスポートには住所がないので、補助資料として免許証とか何らかの公共料金の領収書が必要になる。その資料に書かれている住所文字列とPaypalに登録されている住所文字列が一致していないといけない。
住所は追加登録できるので、提出書類と同じ住所を登録しておこう。
これで書類を提出し、Paypal側で確認が終わったら、郵送で確認番号が送られてくる。
送られてきた確認番号をPaypalのサイトの指定の場所に入力するとようやく本人確認が終了となる。結構面倒である。
サポートの人がとても親切で細かいところまで気を使ってくれるので、わからなくなったらサクッとサポートに問い合わせると良いと思う。