ドラレコ用のメモリーカード microSD 64GB をテキトーに選ぶ

SUBARU の XV 1.6i-L にのっている。こいつに、コムテックのドラレコ ZDR-012 をつけている。

社外品だがアイサイトの邪魔をすることもなく健気に記録し続けている。

ドラレコの設定上一番きれいなモードで記録しているのだが、やはり安価なモデルだけあって精細感はない。あとで景色を回想して楽しむような使い方をしたいのであればもう少し上位のモデルを選ぶ必要があるのだろうな。映像は microSD に記録するのだが、ドラレコの仕様上 32GB までと書いてある。本当だろうか。

というわけで 64GB の microSD を入れてみた。モノはサムスンmicroSD EVO Plus 64GB である。ドラレコはその設置場所の性格上とても熱くなるのだが、熱くても耐えてくれる microSD が望ましい。EVO Plus は極端な温度にも耐えるとなっており -25℃~80℃ の範囲で動作可能とのこと。どうにか頑張ってくれるだろうという期待を込めてみた。

さてコムテック ZDR-012 に microSD EVO Plus 64GB を装着してみたところ、通常通りフォーマットが走り、いつもどおり記録が始まった。

コムテックのドラレコでは、microSDファイルシステムとして特殊なファイルシステムを採用しており、破損しにくいとのこと。Windows からは FAT32 としてマウントできるのだが少々不思議な形に見える。

例えばコレ、すべてのフォルダのプロパティを見たところ、2.73GB 使用していることになっている。

しかし microSD そのもののプロパティを見ると 59.5GB 、ほぼ全域を使い切っていることになっている。

シーケンシャルに使えるようデータを書く場所をすでに予約してしまっているのだろうか。メモリチップに負担をかけにくい書き込み方法を採用しているがゆえの形式なんだろうなあ。大変面白い。

さてこの microSDTLC チップというのが使われているらしく、他の MLC や SLC チップを使ったモノに比べて安くて耐久力が劣るというもの。どのくらい劣るのだろう。どのくらい耐えてくれるのだろう。いまのところ microSD が壊れるまで使ったことはないが、microSD が壊れるまで使ったら、今度はドラレコごと変えたいと思う。