Google のバックアップと同期、毎回全ファイルスキャンが走る

Googleバックアップと同期 というソフトウェアがあります。パソコン内のファイルをGoogleドライブへ自動でバックアップを取ることができます。

どんなクラウドストレージも同じですが、もちろん保存容量によって費用がかかってきます。

ここでGoogleドライブのめっちゃ強いオプションがあります。写真について、無料で容量無制限でバックアップすることができるんです。「高画質」というオプションを選ぶことによって。

「高画質」を選ぶと容量を節約するために写真が圧縮されます。写真のサイズが 16 MP を上回る場合は、16 MP まで縮小されます。ちょっとくらい圧縮されてもいいわ、タダでバックアップとってくれるんならそれで充分だわ、という場合はとっても便利な選択肢です。

「元の画質」を選ぶと、オリジナルそのままバックアップされますが、もちろんGoogleドライブストレージの容量を消費します。

Googleドライブへバックアップをとりつつ、同内容をGoogleフォトへも保存することができます。同時バックアップの場合は二重にに容量計算されません。GoogleドライブとGoogleフォトはリンクしていませんので、それぞれに別物として保存されていきます。

さてこのとっても便利な「バックアップと同期」ですが、パソコン起動するたびにバックアップ対象全ファイルのスキャンと同期を実行しようとする場合があります。しかも、同期できずスキップしたという情報も表示してくれます。

これは、既に同名の(同内容の)ファイルが Googleドライブに存在している場合に起こります。

例えばパソコンを更改して旧パソコンで使ってたデータを新パソコンに移行した場合。旧パソコンで同期した情報が既にGoogleドライブに存在していると、新パソコンで同期しようとしても既に存在しているとしてスキップされてしまいます。

ブラウザでGoogleドライブを開き「パソコン」配下にもう使ってない旧パソコン名が出ていればこれを削除すれば良いでしょう。データがコンフリクトすることなくスキップされずに同期されます。一度同期されたら再度スキャンはかからないので、次回から全スキャンやり直すなんて事はなくなります。