JBL のサウンドバー BAR 2.0 ALL IN ONE

テレビスピーカーへの不満

うちのテレビはパナソニックビエラ、TH-L42E60 である。こいつは薄型なのは良いのだが、薄さ優先でスピーカーの性能は残念ながらあまりよくない。

液晶周りの縁がかなり狭く作ってあるので、スピーカーは背面に配置せざるをえない。こうなるとどうしても正面へ聞こえてくる音は少々残念なことになってしまう。

サウンドバーを使おう

これを改善するためにサウンドバーを探していた。コンパクトで細かい調整機能がなくてHDMI ARC対応の機種があればいいなと。そう思っていたところ、 JBL BAR 2.0 ALL IN ONE に気が付いて買ってみた。

Bar 2.0 All-in-One | コンパクト2.0チャンネルサウンドバー

幅61㎝と、同様のサウンドバー製品に比べると小ぶりである。圧迫感なく設置できる。お値段も1万5千円くらいでお手軽である。

そして余計な調整機能がないため、ああでもないこうでもないと悩むことがない。メーカーが「これが一番いい」とチューニングしてくれているわけだ。

多機能な機種は、音楽番組にはこれ、ドラマにはこれ、ニュースにはこれ、と最適な設定を選ぶことができる。だけど、番組ごとに設定変える?そんなことする?そこまでこだわりのご家庭?って思うこともあり。むしろ割り切った方がいいなと思ったわけだ。

Bar 2.0 All-in-One の音は

実際つないでみると、全体的にはっきり聞こえる。セリフなんかもよく聞こえる。ききやすい。やはりスピーカーは聞く人の方を向いていたほうがよく聞こえるね。

真横から聞くと「箱から鳴っている感」がある。正面や斜め前からは十分に満足な音である。

家族に意見を聞いてみたところ、「音はよくなった。でも低音がうるさい!」という感想だった。ここは対策せねばならない。サウンド調節機能はないため物理的な対策をとることとした。

Bar 2.0 All-in-One の低音をまろやかにする

低音は主に背面のバスレフポートから出ている。よって、低音を減らす方法とは、バスレフポートを閉じる、である。

背面のバスレフポートに、緩衝材を丸めて突っ込んでみた。どかどかと響く低音をカットすることができて落ち着いてテレビを見れるようになった。一安心である。

良い買い物だった。