ドンキのMUGAストイックPC4おもしろい

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ドンキのPC、新しいモデルが出た。価格 32,780円 でこれだけ積んでりゃ使いようによってはとても良いのでは。

Windows10 Pro / Celeron N4120 / Mem 4GB増設不可 / 14インチ FullHD / eMMC 64GB / SATA3 M.2 SSD(B Key Type 2280) スロット

CPUの演算性能が低くメインのストレージも遅いしメモリも増設不可なのでサクサク作業ができるかと言われればそんなことはないのだろう。何をするにもモッサリかと思う。

OS が Windows10 Pro なのがまず良い。安いのに Pro っていうのがうれしい。ADに参加できる。AzureADでもいい。とにかく集中管理の対象にできるというのはデカいだろう。Defender ATP も使えるし。この PC の中で OS の占める価格はどのくらいなんだろう。半分くらいが OS のライセンス費なんじゃないか。

GIGAスクール構想のPCにはあと一歩届かなかったか。でも、画面おおきいし無線LANも普通に使えるからシンクラ機としては有望だな。OS側は最低限の管理をしてあげて、作業はネットの向こう側でやるみたいな。シンクラ専用機として売ってる Windows10 IoT Enterprise 搭載のPCも何気に高かったりするし。

さらにストレージ増設できるというのも面白い。M.2 スロットがあるという。でも接続の規格は SATA3。 SATA3 でも十分速いけど。このタイプの SSD は選択肢少ないかも。けど SSD を増設できるというのはめっちゃ大きい。なんなら SSD 側にOS入れた方がいい気もする。SSD側からブートできるよね?これはわからない。

ところで、パソコン売り場などで「入門に最適」「中級者向け」「上級者向け」などという区別があったりする。

今回のような Intel Celeron機や 同等の AMD Athlon機、スペックを絞って入門に最適としてあったりする。これはどういうことなんだろう。入門者にいきなり、動作が遅くてあれもこれもとやろうとしたらすぐ限界が来るような運用に工夫がいるものを渡すのってありなのか?と思う。

なんなら上級と書かれている一番スペックの高いやつを渡すのが入門には最適なのではないかと思う。何でもできるし、陳腐化するにも時間がかかるから長く使える。不要になったら売るにしてもまあ値が付く。

低スペック機こそ上級者向けモデルだと思う。使い方によっては使えるとか工夫すれば使えるとか、使用者のテクに依存するとか完全に上級者向けだろう。入門者に低スペック機を渡すのは本当にやめてあげてほしい。