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2016-11-22
_ [Software] VVOL 使うための SCB 設定って
IBM / Lenovo の Storwize で VVOL 使うには Spectrum Control Base (SCB) というサーバを用意する必要があります。FixCentral からダウンロード可能です。
設定する手順は以下のような感じ。
1. Storwize で VVOL を ON する
Storwize で VVOL の設定を ON にします。初めて ON にするとき「IBM Spectrum Control Base がこのシステムに接続するためにユーザーを作成します」と出ますので、ここで適当なユーザを作っておきます。
一度ユーザを作ってしまうとこの画面は二度と出ないので、パスワード忘れちまったみたいなときは、ユーザ管理の画面からいろいろ操作するといいかと思います。
2. RHEL7環境用意
SCB を入れるために、RHEL7 とかまあ場合によっちゃ CentOS7 とかそういうのを用意します。vCenter にも Storwize にも TCP 通信できるネットワークに接続しておく必要があります。
3. SCB をインストール
アーカイブに含まれる bin ファイルを実行するだけで全部やってくれます。ここでは躓かない。
4. SCB 設定
インストーラの最後に管理画面のURLが表示されるので、そのURLをブラウザで開きます。
Storage System Credentials を設定する画面で、Storwize 側で設定した SCB 用ユーザを指定します。このユーザがストレージ側のVVOL用プール操作ができます。
ストレージのIPアドレスを指定し認識させる→ストレージサービスの定義でVVOLのフラグを付けて、VVOL用プールを紐づける→vCenterへの接続を定義する→vCenterへの接続とストレージサービスを紐づける。
この流れでOK。
5. vCenter 設定
vCenter 側の設定は他メーカーの場合とほぼ同じなので事例がたくさん見つかります。
vCenter → 管理タブ → ストレージプロバイダ → 追加 → SCBのアドレスや認証情報を入力。
この流れでOK。
6. データストアの定義
データストア作成画面で VVOL を選択すれば、前手順で追加したストレージが見えますのでこれを選びます。
7. ストレージポリシーを設定する
ストレージポリシー作成画面で用途に応じたポリシーを作っておきます。
8. 使う
従来のデータストアと同じように使えます。
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