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2018-01-18
_ [Hardware] CPUの脆弱性に対応したときのインパクトは(サーバーの場合)
Firmware Updates and Initial Performance Data for Data Center Systems
インテルはCPUの脆弱性に対応するためマイクロコードを更新し、投機実行機能に手を加えるた場合の性能の低下について、サーバ向けCPUでサーバ向けOSでサーバのワークロードをシミュレートするようなベンチマークソフトウェアを走らせたところの状況を報告しています。
単純に計算するだけなら 0~2% の影響で済む。
OLTPのベンチマークでは 4% の影響、大規模なシステムだとちょっと設計やり直さないと怖い感じ?
IO負荷についてFlexibleIOで測定すると、CPU使用率が高いときにはスループット性能が18%低下、そうでもないときはスループット性能が2%低下。
IO負荷についてSPDKテストというので測定すると、単一コア使用の場合25%の低下とのこと。これは痛い。
夜間バッチ的な、CPUもIOもブン回す的な処理はコレ本格的に設計し直さないと、決まった時間内に終わらないんじゃないかという心配も出てきます。
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