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2021-06-06
_ [メモ] 年末調整の完全デジタル化に向けた提言
社会的システム・デジタル化研究会が「デジタル化による年末調整の新しいあり方に向けた提言」を出した。
電子化は進んでいるものの、ベースとなるプロセスが紙を前提としたプロセスであるため社会的に多大なコストを要している。 抜本的に見直すべきであるという話。
次の 5つのポイントで考え方を整理しましょうと。1. 発生源でのデジタル化、2. 原始データのリアルタイムでの収集、3. 一貫したデジタルデータとしての取り扱い、4. 必要に応じた処理の主体の見直し、5. 確定した事実ベース。
例えば、現状の年末調整は11月頃にやるので年間の所得金額は見積りで処理する。なんの根拠もない数字で。結局年明けて確定額になってからやり直したりしてて無駄じゃないのと。最初から年明けに確定額でやりましょうよと。
保険会社から送られてくる控除額情報もハガキに印刷されたものを転記じゃなくて最初からデジタルデータで流通させましょうよと。
控除証明書データなどは行政が定める標準フォーマットでデータを作成授受する。フォーマットというのは後工程でのデジタル処理を前提とした構造化フォーマットのことだよ、紙の様式を模したフォーマットのことじゃないよとも書いてある。 A4一枚におさめるトリッキーな書式は誰も求めてなくて、データが上流から下流までしっかり流れきれば良いのですよね。
早くシンプルな仕組みになりますように。
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