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2003-05-27
_ 動画を残す
所持しているデジカメ ( DSC-MZ3 ) は、動画が撮れるのですが、その動画は MotionJPEG で圧縮され、QuickTime のフォーマットに保存されます。 これがなにげに便利で不便。
MotionJPEG である利点として、ぱらぱらマンガであるということ。 すなわち、フレーム単位の編集が容易であるということ。 これは MPEG なんかに比べて大きな利点です。 もちろん、各フレーム毎に全データが揃ってるんで、そのぶんファイルサイズは膨れあがります。
ところが、入れ物が QuickTime であるがため、Windows 環境ではどうも再生品質がよろしくないです。 うちの PC で MJPEG な QT(MOV) を再生したら、すげえノッペリな絵になります。 256色環境で動画を見てるがごとく。 データ品質は悪くないのに、画面に出る絵が最悪。 さらに、安価で編集環境が揃わないという弱点も。 再生するたびに QuickTimePro 買えば? って出るのがどうも。 消したきゃ買えば良いんだけど。
僕はフレーム単位の編集なんかしないので、それなりの画質でそれなりに再生・編集環境があって、それなりのサイズになるという方法を模索しております。 再生にイライラしながら大きなサイズで残すというのはどうも違うな、と。
ターゲットとなる動画は 640x480 30fps な動画いくつかと 320x240 30fps な動画いくつかがあります。 bps でいうと、それぞれ 10000kbps 5000kbps といったところです。 な? でかいでしょ?
とりあえずなんかメジャーげな TMPGEnc に QTReader.vfp というのを追加すると、QuickTime のファイルもホイホイ変換できます。 で、比較的どこでも再生できそうな MPEG に変換してみます。 設定は、最高画質(低速)を選んで、あとはデフォルトです。
いきなり小さくなりました。 640x480 のモノは、約13%に 縮まりました。 画質的には比較対象がスゲエうんこなQuickTimeなので、そりゃあもうキレイに見えます。満足です。充分です。 320x240 のモノは、約 30% に縮まりました。 一律 1300kbps 辺りに落ち着きました。
次にチャレンジしたのは XViD です。 とりあえずインストールしてみました。 そして TMPGEnc から AVI へ出力。 このときにコーデックとして XViD を選びます。 はじめて使うので、何もワカリマセンが、設定は、1pass-quality を選んで、値を 95 あたりにしてGO!
これも小さくなりました。 まあ当然の結果。 640x480 のモノは、約17%に 縮まりました。 1700bps くらいですな。 画質は満足です。再生用のフィルタ ffdshow を通して MediaPlayer で見てます。 320x240 のモノは、約 10% に縮まりました。 一律 500kbps くらいですな。 これも充分キレイです。
とりあえず今実験できてるのはこのくらい。 次は XViD で 2-pass で試してみたいと思います。 使用 PC が3年前のノート型なので、何から何まで動作が遅いですわ。 よって、動画の実験なんてのは寝る前にバッチで仕掛けて、ってのが当然です。 テレビドラマをエンコードするなんてのとはワケが違うんです。 こっちはたかが数分の動画に必死です。 でも、このPCでまだしばらく頑張るぜ。
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