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2005-12-05
_ [Software][Notes] Linux 版 Domino 6.5 のセットアップでハマった
Linux Kernel 2.6 以降は、Native Posix Thread Library (NPTL) と呼ばれる新しいスレッド技術が採用されてる。
IBM JRE や Sun JRE 1.4.1 以前のものは、NPTL に対応してない。 なので、RHEL3 等の Kernel は 2.4 だけど 2.6 から NPTL 等の一部機能をバックポートしてるよ、なヤツではそのままでは動かない。
対応してないので Segmentation fault で異常終了したり、異様に CPU を喰ったままループし続けたりする。
Linux 版の Domino 6.5 を ContOS 3.6 上に setup しようとして、コレに気付かずハマった。
/opt/lotus/bin/server
で、java 製インストーラが CPU ひたすら喰うだけで一向に Setup 画面が出ねぇなあと思ってたらこんなコトだったのね。
回避するには、セットアップの前に LD_ASSUME_KERNEL=2.4.19
を指定してやればよい。 GLIBC が NPTL ではなく LinuxThreads で動作するようになる。
Domino の場合は、 /opt/lotus/notes/latest/linux/serversetup の最後の方、java の前に書いてやれば良いんじゃないかな。 もしくは .bash_profile とかに。
この件に関して、レッドハットのサイトに説明があるけどいまいちわかりにくい。
IBM の WebSphere Application Server も IBM JRE を使っているのでインストール時に同様の現象が起きるらしく、その説明文がある。 こっちの方がわかりやすい。
しかし、同じメーカーのソフトウェアが引き起こす同じ現象なのに、WAS だと説明アリで Domino だと説明ナシか。 Domino はやっぱりマイナーすぎるのかねえ。 それともみんな Linux 版の Domino 使ってない? もしくは俺の情報の探し方がまずいだけ?
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