この日記は https://yapud.hatenablog.com/ に引っ越し中
2013-11-01
_ [オコサマ] いつの間に交換日記が停止してしまった悲しみに
ニンテンドー3DSソフト『いつの間に交換日記』および『うごくメモ帳 3D(フレンドうごメモギャラリー)』サービス停止のおしらせ
現代のメールはほぼ即時配達であり遅延が少しでも出ようものなら責任者謝り倒しという面倒な空気感でありますがそんななかにあって即時配達されないわりとのんびり流れてゆく「いつの間に交換日記」というものがありまして、3DSのフレンドコードを教えた人と交換日記できるというモノであります。
うちのむすめはコレを使いまして、ちがう学校にいる友達(普段なかなか会えない)や、遠くに住むおねえさん(普段なかなか会えない)と、のーんびり交換日記をしておりました。
朝起きて3DSをみて日記が到着しているLEDが点灯していると一気にうれしくなるのです。朝のテンションが違います。
画面にペンで書いたちょっとしたメッセージやちょっとしたイラストで近況を伝え合う交換日記ができるのです。
そろそろ向こうに届いたかなー、読んでくれたかなー、お返事書いてくれてるのかなー、そろそろお返事来るかなー。
スピード狂のメールリレーとは違って、のんびり数日がかりの往復です。冷静になる時間、考える時間、そういうのがしっかりとれるのです。連絡手段じゃなくて交換日記なんです。こどもちゃんにはちょうど良いじゃないか、そう思っていました。
が。
そのサービスが突然停止してしまいました。
バカな大人がバカな使い方をしたのが原因だそうです。
学校が終わっておうちに帰ってきて3DSをひらいて日記も動くメモ帳も使えなくなってしまっていることがわかったむすめちゃんは泣き崩れたそうです。
毎日楽しみにしてたもんなあ。文章もイラストもああでもないこうでもないとかんがえながら書いてたもんなあ。
それが突然停止ですよ。辛かろうて。こっちも悲しくなるわ。
写真が送れるとかの問題になっているところだけでもフタをして最小限でいいから復活してくれないかなあ。悪さする人のフレンドコードをアクセスできなくするとかさ。無償でやってるサービスにそこまで運営に手間掛けらんないんだろうけども。
「停止」という言葉に望みを持とう。「終了」じゃねえんだ。終わったんじゃねえんだ。止まってるだけなんだ。動き出すよそのうち。
たのむよ任天堂よ。
2013-11-02
_ [オコサマ] ソーラーカーを作ってきた
東京ガス横浜ショールーム でソーラーカーを作る教室があって、ミニカーサイズなのだけどソーラーカーを作れました。
太陽電池からモーターに直結なのでスイッチなどはありません。明るくなれば走ります。
ガッチリ撮影しようと照明を強い光にするとカメラを構えたときウィーンと走って行ってしまいますので注意が必要です。
こんなキットでした。
ショールームの中には東京ガスの商品に関するいろいろな設備がありおもしろかったです。ミスト体験とかできるのな。予約しておけばミストサウナにも入れるらしい。とりあえず手首だけ突っ込んであったかミスト気持ちええわーと味わってきました。
あと、昭和の時代と最近の時代を比較したお部屋がありました。
昭和の部屋がまたよくできてて、あーそんなのあったわー!ってなんか懐かしい気持ちになりました。緑色の冷蔵庫にキン肉マンやガンダムのシールやマグネットがはってあります。貼った貼った。怒られた怒られた。カセットテープのステレオ、ブラウン管テレビ、ディスクシステムも完備。お風呂の床も冷たいタイルです。ダイニングのフローリングは冷たくてエアコンの風がうざいというところも再現されてます。東京ガスが言いたいのはそこです。
最近の作りの部屋は落ち着いた照明で床暖房で優しく暖かく、やっぱり住むならこっちだな。
この東京ガスショールームはみなとみらい駅直結の MARK IS に入っていて、MARK IS もまた快適なショッピングモールでした。
とにかく通路が広い。ベビーカーでウロウロするのも安心です。そこら中に休憩用のいすやソファがありこれでもかというくらいのんびりできます。一日中居れるね。すてきなところでした。またフラリとオデカケしたい。
駅直結だから天候に左右されないのがイイネ。
2013-11-03
_ [オデカケ] 丹沢の紅葉を満喫する
夏頃丹沢に出かけたとき、資料館の方が「紅葉がとてもステキ」とおっしゃっていたので、是非とも秋に見てみたいと思っておりました。
たぶん来週か再来週辺りが真っ赤に燃え上がるピークだと思うのですがそうなると道も混むでしょうから、色づき始めたであろう今くらいの時期で良いんじゃないかなと妥協して行ってみました。
目的地は丹沢湖畔にある千代の沢園地展望台です。湖畔の駐車場に車をとめ、展望台への階段を上ること10分ほどでしょうか。第一展望台へとたどり着きます。コレがまたすばらしい眺めで。
ぼくの Xperia SO-01E だとこんなかんじ。
妻の iPhone 5 だとこんなかんじ。画角が広いですね。
ぼくの K-5 + FA43mm だとこのくらい。
K-5 + DA55-300mm で。つづら折れの登山道が見えます。
K-5 + DA55-300mm で。湖の中の小学校、うらやましい。
K-5 + FDA100mm で。駐車場近くの葉っぱたち。
たいへんすてきでした。これは行って良かった。薄曇りで空気ももんやりしていたのはもったいなかった。
来週あたり紅葉はとてもキレイなんじゃないか。そして天気の良い日だったりしたら最高なんじゃないか。朝昼晩、いろんな向きの光源でいろんな表情を見せるだろうから一日眺めていたいねこれは。
帰りに洒水の滝(しゃすいのたき)に寄ってみました。全然期待せずに見に行ったら静かな森の中に突如でかい滝がざばざばと水を流しており興奮しました。この辺に来たらヒョイッと寄ってみるの良いと思う。
2013-11-04
_ [オデカケ] 洒水の滝(しゃすいのたき)
国道246号を下っていると神奈川県の山北町あたりにて「洒水の滝こちら1km」との大きな看板が出ていた。
1kmか、すぐだな。ちょっと時間があったので軽い気持ちで寄ってみた。
ここは酒匂川の支流である滝沢川から流れ落ちる滝である。日本の滝百選や全国名水百選などのものに選定されているという滝である。
滝へ向かう間に有料駐車場がいくつもある。一つ無料の駐車場があるがここが埋まってしまったら最後、有料駐車場へ停めるしか無いという流れのようだ。
僕たちは運良く無料の駐車場があいているタイミングに滑り込むことができた。
ここではまだ周りの民家があり田舎町だなという風景である。この駐車場から5分ほど坂道を登る。
農産物の販売所や旅館などがぽつぽつと並び、そこを抜けると一気に林の中へと風景が変化する。
ただただ水の音が響き、なるほど滝はパワースポットだと言われるのもわかるなと。そういう雰囲気だ。
そして滝が見えてきて、全く期待していなかったのもあり、こんなにあるのか!と驚いた。
三段の滝であり、一番よく見える一の滝は69mもの高さがあるのだという。そりゃあこの高さから水が流れ落ちりゃパワー有るわ。物理的に。
写真にある赤い橋から先、このまだ先に通路や階段があるのだが、赤い橋のところで通行止めとなっており先には進めなかった。滝の間近で、滝の真下でドッカドッカと水が落ちてくるのを見たかった。残念である。
いやしかし、近くを通った際は寄ってみて損は無いと思う。
2013-11-05
_ [Software] Kernel バージョンを指定して VMware tools を導入する
VMware 上の Linux にて。
Kernel バージョンアップを行った場合。
そのまま再起動すると次回起動時に新しい Kernel が使われるが、その Kernel に VMware tools が含まれない状態になってしまう。
再起動してから VMware tools を適用するのメンドクサイ。キチンと起動してこなかったら困る(そんなことはめったにないけど)
なので事前に導入済み Kernel に対して VMware tools のドライバ類を入れておく。
たとえば今 kernel-2.6.32-358.18.1.el6.i686 で動作していて、新しい kernel-2.6.32-358.23.2.el6.i686 を導入したけどその後どうするのというはなし。
# vmware-config-tools.pl -d -k 2.6.32-358.23.2.el6.i686
こんな感じで Kernel バージョン指定して VMware tools 組み込むことができる。
/boot にある initramfs-2.6.32-358.23.2.el6.i686.img などが更新されているはず。
2013-11-06
_ [いろいろ] こどもちゃんのスキーウェア
こどもちゃん用スキーウェア、去年まで着ていたヤツはもう小さいので、今年着れるヤツを探さねばなりません。
せっかくなので数年間着れるヤツが良いですサイズ的に。
こどもちゃん用のはどれもだいたい20センチくらいの幅で調整が利くので安心です。
というわけで135cmくらいの身長ですが、150cm用のを買ってみました。
ポケットの奥底などに隠された紐を引っ張るとくしゃくしゃっと縮まってどうにか着れるようになります。
紐を引くとこんなふうにクシャっとなりますが、着てればわかりません。
まあブカブカですけど、来年くらいにはいいかんじになるでしょう。
もちろん去年モデルです。今年モデルはいろいろと選び放題なのだけど高い!
去年のは選択肢がずいぶん減ってますがそれでもフィットするのがあれば狙い目です。
店頭で探すのは難しいのでネットですね。こういうときはネットショップ強い。
神田のビクトリアには子供用の去年モデルまだけっこうありました。
近所のゼビオとかアルペンとかスポーツオーソリティーとかスポーツデポとか行ってみたのですけどスキー用品はまだ出ていませんでした。
そろそろ出てくるのかな。
もうちょっとしてシーズン突入すると昨年モデルはほとんど売り切れちゃうので10月末から11月頭がまだどうにか選べるので狙い目ですね。
2013-11-07
_ [デジカメ] Limited 初のズーム「HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR」
Kマウントデジタル一眼カメラ用交換レンズ「HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR」新発売|RICOH IMAGING
高性能リミテッドシリーズ初のズームレンズです。
焦点距離的には DA21mm DA35mm DA40mm の三本分詰め込んだ感じで(味や役目はそれぞれ違いますけども)コレはちょっと大変興味深いです。
最短撮影距離 0.28m とそこそこ寄っても大丈夫そうだし、重量もフード込みで 291g と大変軽い。
Limited シリーズならではの立体描写を優先した光学設計ということで、高精細なら☆レンズ、味なら Limited という棲み分けでしょうな。
アルミ削り出しの鏡胴が素敵すぎるズームリングのローレットのパターンもカッコイイしコレは持っているだけでうれしくなるタイプのヤツだ。
それに Limited 初の防滴構造、Limited 初のレンズ内モーター駆動AFってことで挑戦的なのもいい。
防滴構造だと安心しちゃって付けっぱなしになってしまいそう。
オープン価格となってるけどとりあえず出始めは9万円ほどからか。落ち着いた辺りで是非入手したい。
どんなふうに写るのかレポートとか早くみたい。
2013-11-08
_ [Software][Zabbix] Zabbix の DB を MySQL から PostgreSQL に移行する #1
そういえば Zabbix って PostgreSQL でも動いたよねー なんて軽い気持ちで移行をしてみました。
Zabbix Server の動作する OS は CentOS 6 を使います。
■PostgreSQLインストール
Postgresql のサイトで紹介されている yum のリポジトリから入れてみましょう。今日時点で最新の Postgresql 9.3 を使います。
リポジトリはこちらから選択します→ PostgreSQL RPM Repository (with Yum)
今回は CentOS 6 (i386) を使います。
# rpm -Uvh http://yum.postgresql.org/9.3/redhat/rhel-6-i386/pgdg-centos93-9.3-1.noarch.rpm
# yum install postgresql93-server postgresql93
初回起動前には初期化が必要です。
# service postgresql-9.3 initdb
そして起動
# service postgresql-9.3 start
■Zabbix 用 DB の準備
Zabbix 側にて必要なファイルを準備します。Zabbix のリポジトリから yum でインストールすると簡単。
yum --enablerepo=zabbix install zabbix-web-pgsql zabbix-server-pgsql
postgres ユーザになります
# su - postgres
zabbix DB を作ります
$ /usr/pgsql-9.3/bin/createdb zabbix
postgres にアクセスする zabbix ユーザさんを作ります
$ /usr/pgsql-9.3/bin/createuser -U postgres --pwprompt --no-superuser --no-createrole --no-createdb zabbix新しいロールのパスワード:
もう一度入力してください:
権限を付けます
$ /usr/pgsql-9.3/bin/psql -U postgres -c "GRANT ALL PRIVILEGES ON DATABASE zabbix TO zabbix"
GRANT
パスワード認証ができるように変更します。pg_hba.conf 内で ident になってるところを md5 にかきかえて設定再読込。
$ vim ~/9.3/data/pg_hba.conf
~~
# TYPE DATABASE USER ADDRESS METHOD
# "local" is for Unix domain socket connections only
local zabbix zabbix md5
local all all peer
# IPv4 local connections:
host all all 127.0.0.1/32 md5
# IPv6 local connections:
host all all ::1/128 md5
~~
$ /usr/pgsql-9.3/bin/pg_ctl reload
■Zabbix 用 DB にテーブルを用意する
zabbix-server-pgsql パッケージに付属していたファイルを使って DB を用意します。
$ /usr/pgsql-9.3/bin/psql -U zabbix zabbix < /usr/share/doc/zabbix-server-pgsql-2.0.9/create/schema.sql
$ /usr/pgsql-9.3/bin/psql -U zabbix zabbix < /usr/share/doc/zabbix-server-pgsql-2.0.9/create/images.sql
ここまでで空っぽのテーブルができあがりました。ここに MySQL から抜き出したデータを放り込んでゆきます。
それはまた今度。
2013-11-09
_ [Software][Zabbix] Zabbix の DB を MySQL から PostgreSQL に移行する #2
■MySQL の DB からデータを取り出す
mysql の DB から zabbix のデータを取り出し、それを PostgreSQL に取り込みます。
というわけで mysql からデータを取り出すところについて。
mysqldump で取り出すのですが、便利なオプションがあります。
# mysqldump --compatible=postgresql --no-create-info --skip-quote-names --skip-add-locks zabbix
この --compatible=postgresql
で、 postgresql で使えるタイプの SQL を吐いてくれます。
TABLE の CREATE は要らないので、単純にデータの INSERT ばかりのものをつくります。
さて、上記コマンドで抜き出したデータを PostgreSQL にそのまま取り込もうとしても取り込めません。
一つは外部キー制約。今回のデータの取り込みは DB のリストア的なモノでは無く、単純に INSERT 文をデータの数だけ発行するわけですから外部キー制約があればその影響を受けます。よって、データを用意する順番が重要です。外部キー制約を受けるテーブルにデータを戻すのを後回しにしないといけません。この順番を試行錯誤します。
もう一つは文字列のエスケープ方法。postgresql に合ったエスケープ方法で文字列を記述する必要があります。
それをふまえて1行で書くとこんな感じになりそうです。テーブル名の順番が大事です。後半はわりとどうでも良いです。前半の順番が大事そうです。
# mysqldump --compatible=postgresql --no-create-info --skip-quote-names --skip-add-locks zabbix \ hosts valuemaps users interface items applications auditlog drules regexps triggers usrgrp \ actions graphs conditions groups dchecks events expressions functions globalmacro \ graph_discovery graph_theme graphs_items config help_items history history_str history_uint \ hosts_groups hosts_templates ids auditlog_details item_discovery items_applications \ mappings media_type operations opgroup opmessage opmessage_grp optemplate profiles screens \ screens_items scripts sessions sysmaps sysmaps_elements trends trends_uint trigger_depends \ trigger_discovery user_history users_groups | sed "s/\\\'/\'\'/g" > outfile.dmp
これで outfile.dmp に、PostgreSQL で使えるタイプの SQL 文が生成されているかと思います。
さて上記コマンドでやたら延々とテーブル名を列挙したのですがこれで全部ではありません。他にも zabbix DB にはテーブルがあります。僕の環境ではここに書いてないテーブルはデータを持っていなかったので(0件だったので)移行しませんでした。
それぞれ使用環境に応じて移行対象のテーブルを決めれば良いと思います。
2013-11-10
_ [Software][Zabbix] Zabbix の DB を MySQL から PostgreSQL に移行する #3
■PostgreSQL にデータを取り込む
前回 生成した outfile.dmp を PostgreSQL に取り込みます。
# su - postgres$ /usr/pgsql-9.3/bin/psql -U zabbix zabbix < outfile.dmp
これで PostgreSQL 側の準備はできあがりです。
PostgreSQL 9.1 未満だと、文字列エスケープの判断部分が違うのでこのままのデータだとワーニングがたくさん出るかもしれません。けどたぶん無視して良いんじゃないかな。
■データ取り込み後の初期設定(zabbix-server)
Zabbix-server の設定を行います。/etc/zabbix/zabbix_server.conf にていくつか指定すべきところがあります。
DBName=zabbix DBUser=zabbix DBPassword=zabbix DBPort=5432
設定した値に合わせてこの辺のパラメータを設定します。
そして zabbix-server を起動します。
# service zabbix-server start
念のため /var/log/zabbix/zabbix_server.log を確認しておきましょう。エラーが出てたら解消しておきましょう。
■データ取り込み後の初期設定(zabbix-web)
Zabbix の管理画面を準備します。Web サーバを起動します。
# service httpd start
ブラウザから http://zabbix-server-address/zabbix/ にアクセスします。zabbix-server-address のところは各自設置したIPアドレスで。
※設定中に、「pg_connect() : Unable to connect to PostgreSQL server: could not connect to server: Permission denied」等のエラーが出て DB 接続テストが失敗する場合、SELinux が有効になっておりかつこの操作が許可されていないということが考えられます。
SELinux を無効にするのが簡単なのでしょうけどそれじゃあセキュリティレベル下がってしまいそうですのでなるべくそのままで頑張りましょう。
SELinux のパラメータを確認し、web サーバが DB に接続するのを許可してあげましょう。
# setsebool -P httpd_can_network_connect_db on
これで接続テストが通るようになると思います。
ひととおりできあがったら、管理画面から様々なデータを見てみましょう。従来 MySQL にて運用していたときのデータがそのまま見れていれば PostgreSQL への移行は成功です。
2013-11-11
_ [Software][Zabbix] Zabbix サーバ動いてるのに「動作していません」と表示される
Zabbix サーバ起動して、Webブラウザで管理画面にアクセスする。
監視対象のデータはどんどん蓄積されていく。すなわちサーバは動いている。
なのに管理画面上部に「Zabbixサーバが動作していません」と表示され、監視データ画面内Zabbixサーバの状態のところで、Zabbix サーバの起動が「いいえ」になっている。なぜ?
サーバは起動していてポート番号も間違っていないのにこの表示になる場合、これは SELinux による制限に引っかかっている。
web サーバが自身のポートにアクセスするのを拒否するポリシーになっている。
ならば許可しよう。
# setsebool -P httpd_can_network_connect on
このコマンドで、接続していいよという状態にすれば良い。
これで解消できる。
SELinux を安易に Disable にするんじゃなくて、必要なところだけ開放するようにした方が比較的セキュアなんじゃないかなー全開放よりはマシなんじゃないかなーなんて思いました。
2013-11-12
_ [デジカメ] SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM ペンタックス用 の重量
株式会社シグマの交換レンズ 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM / DC MACRO HSM を買いました。
シグマの新プロダクトライン "Contemporary" の第一号なレンズです。そこそこ新しめ。
「4600万画素FOVEONダイレクトイメージセンサーを用いた新開発MTF測定器『A1』での全品検査にも耐えうる高い描写性能」っていう売り文句に惹かれました。Made in Japan です。
マウントはペンタックスのKマウント用です。
このレンズ、各社マウント用に出ていて、シグマ、キヤノン、ニコン用には OS という文字列が含まれています。ペンタックス、ソニー用には OS という文字列がありません。
この OS という文字列は手ぶれ補正機構です。
ペンタックスとソニーはボディー内に手ぶれ補正機構を持っているので、レンズ側では手ぶれ補正無しとなります。
ちょっとまてよ?
じゃあ手ぶれ補正機構ありとなしとで部品の使用点数が違うわけだから重量も変わってくるはずじゃないの?
でもメーカーのサイトなどを見てもその情報がありません。シグママウントの重量が参考に載っているだけです。役に立たねえな。
こちとら持ち歩くわけです、重量が気になるわけです。APS-C なカメラを使ってるヤツらは可搬性というのにも魅力を感じているわけで、重量ってのは重要な要素だろうよ。
そんくらいチョチョイと量っといてカタログに載せてくださいよ。
そんな感じで手ぶれ補正ありとなしとでどのくらい重量差があるんだろうか気になっていたのですが、ついに現物を手に入れたので量ってみました。
出ました 438g です。(家庭用の、小麦粉や砂糖なんかを計量するハカリによる数値です)
手ぶれ補正付きのがメーカーサイトによると 465g なので、手ぶれ補正ナシのは 27g 軽いことになります。
荷物はできるだけ減らしたい。微々たるもんですが積み重ねが効いてくるのでちょっとでも軽くなるのはうれしいです。
そうそう、今持ってる DA 16-45mm 結構気に入ってるのですが、望遠側が少々短いのが不満点でした。なのでその代わりというかそんな感じのコトを考えて買ってみたというのもあります。
お天気の良い日にでも、DA 16-45 と撮り比べてみたいと思います。
DA 16-45 の方が濃い色が出そうじゃないかなと想像してますがどうなることやら。SIGMA は線はシャープで色はおとなしめとの噂を聞きます。どんなかんじになるんかなー。
2013-11-13
_ [Software][Zabbix] Zabbix 2.2.0 出てるわ
2.0 から 2.2 へのアップグレード時、DBには手を入れなくて良い。
Zabbix Server がうまいことアップグレードしてくれる。
ということらしい。
他にもマクロが充実していたり、パフォーマンスも上がったというようなことが書いてある。
rpm を配布してるリポジトリから降ってくるようになったら導入してみよう。
■パフォーマンス向上
ヒストリの操作が速くなった、新しいデータを入れるときのUPDATE発行数が減った。これはうれしい。MySQL5.6でも性能劣化せずに動作できるかな。試してみよう。
■vSphere や vCenter のモニタリング
VM が増えたら勝手に監視項目も増えるなんてコトができるのかな。コレはちょっと試してみたい。
などなど。
2013-11-14
_ [Software] Oracle アップグレードのときはメモリ割り当て自動で
【セミナー動画/資料】今さら聞けない!? パフォーマンス・チューニング入門 (オラクルエンジニア通信 - 技術資料、マニュアル、セミナー)
によると、バージョン上がるたびにメモリは手動でいじらなくて良くなってる。
8i までの以下のようなパラメータ
SHARED_POOL_SIZE=500M DB_CACHE_SIZE=1000M LOG_BUFFER=50M ・・・・・ SORT_AREA_SIZE=5M HASH_AREA_SIZE=10M
こういうのは、9i 以降
PGA_AGGREGATE_TARGET=1G SGA_TARGET=2G
といった感じでPGAとSGAの割り当てを自動管理させれる。
さらに 11g になると
MEMORY_TARGET=3G
という感じで、必要に応じてPGAや各コンポーネントのメモリを自動的に割り振り、負荷に応じて運用中も自動的にサイズが調整されるらしい。
素人がチマチマ計算して割り当てするより、DBMSに任せた方が断然よさそう。
あと、不要なパラメータ、非推奨のパラメータははずしてしまおう。
2013-11-15
_ [Software][Zabbix] Zabbix 2.0.9 から 2.2.0 にバージョンアップしてみた
いちはやく新しい機能を見てみたくて、Zabbix 2.0.9 から 2.2.0 にバージョンアップしてみました。
CentOS6 環境です。
まずは新しいバージョン用リポジトリを yum に取り込みます。
# rpm -Uvh http://repo.zabbix.com/zabbix/2.2/rhel/6/x86_64/zabbix-release-2.2-1.el6.noarch.rpm
これで yum から呼び出せるようになりました。
# yum --enablerepo=zabbix update
現導入パッケージの中でアップデートが必要なモノがリストアップされ勝手にバージョンアップされます。
yum コマンドの実行が終わったところで必要なファイルは差し替えられ済みで新しいバージョンでプロセスが起動しています。
さてコレでしばらく回してみましょう。
2013-11-16
_ [デジカメ] Sigma 17-70mm 言うほどカリカリじゃないしアッサリでもない
センター北駅前。
通りがかったので sigma 17-70mm F2.8 をつかってスナップ。
ワイド端 17mm
テレ端 70mm
ワイド端だと周辺は結構歪む。けどそれもふくめて楽しめば良いと思う。
テレ端でピントが合えば結構気持ちよく解像するんだけどちょいちょいAFはずす。
もうちっと確実にAFが合えば楽しめるんだけどと思ったけど他の方のレビューみてると開放からきっちり解像するような話もあり、時々ちょっと甘いのは何が悪いんだろうな。
色は、雅(MIYABI) で撮ってたせいか空の濃さが結構濃く出てる。アッサリじゃないよ。これナチュラルだったらアッサリなのかな。
2013-11-17
_ [おでかけ] 神宮外苑いちょう祭り&ミニまんパク
神宮外苑いちょう祭り 会場で フードフェス「まんパク」 が出てたので行ってみました。
いちょうはまだ全部黄色くなってなくて、もうちょっとかなーって感じ。
やはりこういうのは早めの時間に行くと並ばずに買えて良いです。
目当ては五浦ハムでした。
ハム焼きと厚切りスモーク牛タン焼
豚ドッグ
んでデザートにフルーツのったパンケーキ
せっかくなので、smc pentax DA 16-45mm と sigma 17-70mm 双方の広角端でパシャッとオートで撮ってみたけど(ボディはK-5)
あんまり変わらないね。あと一歩引きたいけど引けないってときには画角の差が物を言うけど、色とか解像感とかなら、これなら sigma 17-70mm でいいや。充分だわ。それに 70mm まで使えて便利だし。ぼくの引いた個体は近景のオートフォーカスがほんのり怪しいことがあるけど。
2013-11-18
2013-11-19
_ [Software] ESXi ホストでリソースの使用量が表示されないとき
ふと気がついたら、ESXi ホストのサマリ画面や仮想マシンの一覧画面で、ホストのリソースをどのくらい使用しているのかという表示が一切なくなっていた。
仮想マシンは動いているのに、こんな感じで見事にゼロ。これはおかしい。と思ったのでマネジメントエージェントを再起動してみることにしたのでその記録。
まず、ESXi のコンソールに入り、F2 を押します。
認証します。
メニューから、Troubleshooting Options を選びます。
次に、Restart Management Agent を選びます。
Management Agent 再起動しても良いかとの問いには F11 を入力。
しばらくすると再起動されます。
Management Agent を再起動している間、管理画面にはつなげませんが、通常のクライアントから仮想マシンへの接続などは切れないまま。そのまま動作し続けるので使えます。
HAを組んでいるのであれば、事前に HA の監視を無効化しておいたほうがいいですね。
これでなおりました。
※参考
マネジメントエージェントの再起動について
VMware KB: Restarting the Management agents on an ESXi or ESX host
メンテ時はHAクラスタのモニタリング止めてね
VMware KB: Using vSphere HA cluster options when periodic network/host maintenance is required
2013-11-20
_ [デジカメ] カメラとかレンズとかの作例出してるサイトってすごいな
気になる機械を買うか買うまいか悩みながらあちらこちらの作例を見て回るのですがやっぱりこれは被写体を選ぶ能力と撮影の技量なんだなあって思いますわ。
たとえば、フジのコンデジ XQ1 実写インプレッション 見てると、こんなに写るのかと。いやいや自分がとってもこうはならないんだろうけど。どうしようかなーって迷ってる人にこんなのが撮れるぜって提示したらそりゃあグラッとくるだろう。
デジカメウォッチに PENTAX のリニューアルした Limited レンズレビューがいくつか出てるんだけど気になるのは HD PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited だよ。
今回のリニューアルの目玉は円形絞りとHDコーティングの採用であり、期待されるのは当然ボケ味と逆光性能の向上だろう。もちろんその効果は素晴らしかったが、それ以上に驚いたのは、この21mmの場合はそれ以外の要素として、周辺部の描写、特に解像力が向上していることだ
まじですかー。DA21mm 持ってて、ときどきハッとするような描写してくれるんですけど。やっぱり Limited だなーって思ってたんですけど、新型だと解像力向上とかそんなこと言われたら。
いやしかし待て。DA20-40mm が来るじゃないか。来月じゃないか。どんな感じなんだろう。ことによっちゃ DA21 と DA40 をまとめれるじゃないか。楽しみ。
2013-11-21
_ [Software] オライリー「電子メールプロトコル」サンプルの base64 が微妙にバグってた
O'Reilly Japan - 電子メールプロトコル のなかで使用されている mail.pl のサンプルコードが WEB にある → examples.oreilly.com/9781565924796/mail.pl
ちょびっとメールを送信するようなバッチに組み込んだりするのに便利なので昔ながらの unix の中でも使ったりしてるんだけど。
このコードの中にある「添付ファイルを base64 エンコードする部分」が微妙におかしい。
base64 は 3バイトのバイナリを 4文字のテキストにエンコードするもの。
ファイルサイズが 3の倍数じゃなかった場合、末尾に 1バイトもしくは 2バイト余る。
余ったところは処理できないので 3バイトになるよう末尾を埋めておくのだけど、その埋める処理のところが変で。
だからこの mail.pl をつかって、3で割り切れないファイルサイズの添付ファイルを送ると、末尾 1~2バイトがちょびっと化けてくる。
対処するために手を入れるところはこの辺。
まず、通常処理するバイト数を決めてるところ。一律 2を引いてるのはなんでなんだろう。そういうプログラミングテクニックがあるのかな。ちょうど 3で割りきれる数にしたらちょうど良くなるはずなので、必ず 3の倍数になるようにしてみた。
< for ($i=0; $i < ( @decoded_attachment_data - 2 ); $i+=3) {---> for ($i=0; $i < ( int(@decoded_attachment_data /3)*3 ); $i+=3) {
そのあと、余ってしまった1バイトもしくは2バイトを誤魔化す処理のところだけど、処理すべきバイト数を決めている変数 $i から 3 引いてる。なんだろうこれ。 コメントアウトしよう。
< $i -= 3;---> #$i -= 3;
1バイトだけ余りだったときの処理。ここはカウンタ進めないといかんだろう。
< $buffer[$encode_count] = $encode_table[((vec($decoded_attachment_data[$i],0,8) & 0x03) << 4)];---
> $buffer[$encode_count++] = $encode_table[((vec($decoded_attachment_data[$i],0,8) & 0x03) << 4)];
もう1バイトあまりだったときの処理。ここはカウンタ進めたらダメなんじゃないの。
< $buffer[$encode_count++] = $encode_table[(((vec($decoded_attachment_data[$i-1],0,8) & 0x03) << 4) | ((vec($decoded_attachment_data[$i],0,8) & 0xF0) >>---> $buffer[$encode_count] = $encode_table[(((vec($decoded_attachment_data[$i-1],0,8) & 0x03) << 4) | ((vec($decoded_attachment_data[$i],0,8) & 0xF0) >>
これで手元のファイルをいくつか添付ファイルとして送信してみたけどうまいこと行ってるように思う。
コレが添付されんのがテキストファイルだったら気付かなかったろうと思う。このコードを使って添付されてくるのが gzip ファイルで時々展開できない (length error になる) のがあってなんでかなーと思って追いかけたらここでしたっていう。
2013-11-22
_ [Software][Mysql] Mysql 公式の yum リポジトリを使うと簡単
Mysql の rpm が配布されていて Red Hat 系なら簡単にインストールできるわけですが、たくさんある rpm から自分が必要なモノだけ選んでダウンロードしてくるの面倒だったわけです。
yum 環境なら、その辺を mysql の公式 yum リポジトリが解決してくれます。
MySQL :: Download MySQL Yum Repository
とりあえずリポジトリのインストールから。
# rpm -Uvh http://repo.mysql.com/mysql-community-release-el6-3.noarch.rpm
そして mysql 本体を yum からインストール。
# yum install mysql-community-server
依存解決されて、client, libs, common あたりが一緒に導入されます。yum が必要なものを見てくれるのでとても快適。
2013-11-23
_ [Hardware] ThinkPad T60 三度目のファン故障
ずいぶん長いこと使ってる ThinkPad T60 ですが、ここ一ヶ月くらいでファンのノイズがとても大きくなってきて、これはそろそろ壊れるかなと思って部品を発注しました。
ものは 41W6407 です。
ヤフオクだと相場はだいたい4500円というところですが、どの出品者も送料を入れると5500円くらいとなってしまいますね。なかなか高いです。
ebay で探してみると送料込み 45USD のがありました。これでいいや、と落札ポチッ。
そうこうしているうちにファンはさらに爆音で唸りだし、二日前についに沈黙しました。WindowsUpdate 中に ピッ! という勢いの良いBeepが鳴り、そのまま電源 OFF となり、もう起動しません。
どのPCもそうでしょうけど、ファンが回らないと本体は起動しません。画面に FAN ERROR の文字を出し動いてくれません。
FAN は発注から待つこと10日でようやく届きました。イスラエルからです。読めねえ。
中身はコレ。封をするシールが剥がれてないのでたぶん未開封新品です。
さっそく T60 を分解します。パームレストを外し、キーボードを外し、キーボードベゼルを外すと、ファンにアクセスできます。
左が動かなくなったヤツ。たぶん埃が詰まったんでしょう。右が今回の新品。
写真だとワカンナイですけど、今まで使ってたヤツは埃だらけで、新しいヤツはピカピカです。
FAN を交換して組み上げて電源を入れると無事起動してきました。静かです。ほっとしました。
2013-11-24
_ [Hardware] 3DS のタッチパネルがうまく反応せず、補正作業が終わらない
こどもちゃんはすっかり Nintendo 3DS の虜になっておりまして、こいつはネットで配信してるムービーとかも見れるんですね。よゐこ有野がゲームする番組とかが見れてそういうの見てはニコニコしてます。
さてそんな楽しい 3DS ですが、今日突然動きがおかしくなりました。
タッチパネルが反応しない、反応しないというか、右にスクロールしても左に戻っちゃうようなそんな動きをします。時々反応することもありますがだいたいはおかしいという感じです。
こういうときは補正しなおすのが良いとのことで、電源OFF状態から、L と R と X を押しながら電源ON。タッチパネルの補正画面が出てきました。
画面に表示される「◎」のマークをペン先でタッチするのですが、何度タッチしても終わりません。◎が動いてはタッチして◎が動いてはタッチして、数十回タッチしましたがこの画面から抜けれません。おかしい。故障かな。修理に出すしか内のかな。
動きをよく考えてみました。
タッチパネルは常に左側に引っ張られるような動きをします。誰かが画面の左端を常にタッチしているような感じです。もしかして…
画面フレームとタッチパネル表面の隙間を横からのぞき込んでみたら、小さな粒のようなモノ、一粒の塩といったようなモノがはさまっていました。
薄いプラ板でスッスッと粒を掻き出し再度タッチパネル補正をしてみると。
補正画面は一発でクリアです。その後の画面操作もなんの問題も無く動きます。
どうやら、小さな粒が挟まっていて、タッチパネルの端っこを常に押しているという状態になっていたようです。
コレはおやつ食べながら操作していたからでしょうね。
おやつ食べながらゲームすんの禁止令を発令しました。
2013-11-25
_ [Software] Photoshop + Lightroom が月額1000円なのはオトクなのでは
Photoshop 写真業界向けプログラム : Adobe Creative Cloud
期間限定で、どなたでもCreative Cloud 特別プランにご参加いただけます。プランには Photoshop CC および Lightroom 5 へのアクセスに加え、機能のアップデートやアップグレードが提供された場合には、これらの適用が含まれます。
~中略~
2013 年 12 月 2 日まで(期間限定)に年間プランにサインアップしていただいた場合、どなたでも月額 1,000円でご利用いただけます。
誰でも使えるっ!月額1000円、これはオトクなのではないか。
以前、Photoshop の廉価版、 Photoshop Elements というのが販売されていました。
価格は約1万円だったかと思います。
年に1回バージョンアップし新しいパッケージが出ていたので、そいつを追いかけるのと同じくらいの価格で廉価版じゃないホンモノの Photoshop が使えて、さらに Lightroom まで使えるという感じです。
デジタル一眼とか使う人には結構良いと思うんだけど。
2013-11-26
_ [Software] RHEL 6.5 出てるのね
11月22日ころから yum でアップデートがたくさん流れてくるなーと思ってたら新しくなっていました。RHEL 6.5 です。
Red Hat | Red Hat Launches Latest Version of Red Hat Enterprise Linux 6
コンテナ技術Dockerが導入されたとのことで楽しみ。
Docker は LXC をベースにしてて、Linux 内に隔離された Linux 環境を作るツール。
たぶん chroot みたいなもんなので、仮想化支援機能とかそういうの全く関係なくて、だからハードウェアエミュレート層が起動したりとかそういう手間も全くなくて。
コマンドラインから仮想環境(じゃないけどそういうかんじの)みたいなものを作成して目的のコマンド実行して結果をもらって捨てる、みたいのがそこそこ短時間で済ませられる。テスト環境なんかを作るのにすごく力を発揮しそう。
■Dockerとかの話がわかりそうなサイト
最近の仮想化界隈を知る:VMWareからCoreOSまで - 射撃しつつ前転b
コンテナ型仮想化「Docker 0.7」リリース。主要Linuxディストリビューション全対応、ストレージドライバ同梱、コンテナ命名も可能に - Publickey
2013-11-27
_ [Software] うちの Xperia AX にもようやくドコモメールが来ました
docomo から発売されている SONY のスマートフォン、Xperia AX を使っております。購入してからまだ一年経っていません。
購入してからまだ一年経っていないというのに既に忘れかけ扱いになりつつあります。進歩の早い業界は厳しい。旧世代に冷たい。
しかしようやっとドコモメールが来ました。
いままでの spモードメールは、iモードメールと同じように、ローカルに全て保存されるタイプで、その端末がダメになったら全てなくなるというやつでした。
それがいまやもう gmail などの超便利な雲の向こう側で全部良きに計らってくれてしかも膨大な量ため込めるメールが使えるようになり、キャリアメールなんざもういらんわ、というところまで来ていましたがようやく。
他社のキャリアメールは転送などのサービスがあるので別の gmail なり何なりに全転送をかけておけばそっち側にデータは保全されるからひと安心なわけです。キャリアメールがイケてなくても、自動で簡単に取り出す仕組みさえあれば、使いやすいところに貯めておけば良いのです。
しかし spモードメールや iモードメールはとにかく端末に紐付きたがった。離れてくれなかった。
ドコモメールは gmailなんかと同じくサーバ側にメールを置いといてくれる仕組みです。端末が変わっても雲の向こうにデータが居るわけなのでデータは無くなりません。手元の端末の残容量を気にすることもありません。ようやくきたか。
アップデート用のページに行くとこんな感じでインストールできました。
その後、今までの sp モードメールのデータがドコモメールへと移行されます。
ドコモメールのアプリ内には二つのデータ保存場所が表示されており、一つはクラウド上、もう一つはローカルです。sp モードメールから移行されたデータは、ローカルストレージに格納されます。
そして、これをサーバに持って行くことができません。なんやて?
たぶんサーバ側のデータ入り口が、メールの配信しかないのだと思います。インポート用の入り口が無いんじゃないかなって。
というわけで、今まで送信されてきたローカルに入っているメールは結局今まで通りの端末に縛られた保管をしないといかんのねということがわかり、わくわく感は一気にしぼんだという話です。
そしてアイコンを改めて見てラベルの文字列にしょんぼりです。
この、かたくなにいわゆる半角カナをやめないのもどういうことなんでしょう。濁点が離れてるのダサいって思わないのかなあ。なんか社内ポリシーとかがあるのかな。
2013-11-28
_ [Software] AIX の date コマンドで昨日の日付を取得する
date コマンドで昨日の日付を取得したい場合どうしようかと問うと、 -d 'yesterday'
付ければいいよなんて言われますが、それ GNU の date だよね…
AIX の場合ですが、こういう昔ながらの UNIX ではそんな便利なオプション無いんですよ。
バカ正直に日付の引き算コードを書くのもつらいし。
というわけでタイムゾーンをずらして日付を取り出すという技を使います。
存在しないタイムゾーンを渡すと UTC で処理されますので、そこに差分時間を添えればよいです。
ネットの掲示板などを見てると TZ=AAA24 という事例が多くあります。
AAA24 をあたえると UTC から 24 時間引いた時刻となります。
これは AAA+24 と同等です。逆に未来時間なら AAA-24 とすればいいわけです。
で、日本でそのままコレを使うとあんまりうれしくないことが起こります。日本は既に UTC から 9時間の時差があるわけです。
システムが日本時間で動いている場合はこの 9時間の差を考慮してやります。
例です:
日本時間で 2013/11/27 12:00 のとき
$ date '+%Y/%m/%d %H:%M'
2013/11/27 12:00
$ TZ=AAA date '+%Y/%m/%d %H:%M'
2013/11/27 03:00
$ TZ=AAA24 date '+%Y/%m/%d %H:%M'
2013/11/26 03:00
$ TZ=AAA15 date '+%Y/%m/%d %H:%M'
2013/11/26 12:00
日本時間だと TZ=AAA15 で良さそうですね。
この 9時間分を放置しておくと(他の国だとまた違うタイムゾーンなので別のズレが生じる)日付が変わってから0時~9時のときおかしなことになります。
日本時間 2013/11/27 23:00 のとき、
TZ=AAA15 だと 2013/11/26 23:00 きちんと1日前。
TZ=AAA24 だと 2013/11/26 14:00 時間はアレだけど日付は1日前。
日本時間 2013/11/28 00:00 のとき、
TZ=AAA15 だと 2013/11/27 00:00 きちんと1日前。
TZ=AAA24 だと2013/11/26 15:00 日付が2日前になってしまってる。
というわけで昨日の日付を持って処理を回したいときなんかはシェルスクリプトの中とかで
YESTERDAY=`TZ=AAA15 date '+%Y%m%d'`
echo $YESTERDAY
などとやってやれば良いです。
2013-11-29
_ [Software] 任意の日時以降に更新されたファイルを取り出す
ちょっとしたファイル検索のときに find コマンドがすごく便利で結構好きなのですが、find コマンドを使ってある日時以降に更新されたファイルを取り出すっていうのをどうすんのかなーと思ってたら。
find コマンドに日時を渡すことはできないけど、ファイルを渡すことができるのでその性質を利用しようという作戦。
2013/11/20 15:00 以降に更新されたファイルを探すには。
touch -t 201311201500 /tmp/datefile
find /var -type f -newer /tmp/datefile
検索したい日時のファイルを作り( touch -t )、そのファイルより新しいモノを検索( -newer )、という流れ。
日次のバッチなんかで、昨日の9時以降に更新されたモノ一覧が欲しいときは
touch -t `TZ=aaa15 date +%Y%m%d0900` /tmp/datefile
find /var -type f -newer /tmp/datefile
ついでに、検索してきたファイル群をディレクトリ構造保ったまま別の場所にコピーするには (たとえば /backup の下にコピー)
touch -t `TZ=aaa15 date +%Y%m%d0900` /tmp/datefile
find /var -type f -newer /tmp/datefile | cpio -pdumv /backup/
ここで悲しいお知らせなのですが、AIX という OS に付属の cpio は 2GB 以上のファイルを扱えないという制限があってバックアップ用途に使えなくてガッカリ感が半端ないです。
容量制限のない GNU 版の cpio を入れてみたらこれまた動作が遅くて ( ふつうの cp の倍くらいかかる ) やってらんないです。
ちょっと手の込んだことしたかったら有償のバックアップソフトを使えと。そういう話ですか。
2013-11-30
_ [Software][Zabbix] SELinux 有効環境で zabbix-agent 動かすときのポリシーファイル
SELinux が有効な Linux 環境に zabbix-agent を入れて動かそうとすると起動しなかったりする。以前は動いてた。
CentOS 6.4 の、11月頃にアップデートされた selinux-policy を適用して以来、zabbix_agentd を起動できなくなった。
/var/log/audit/audit.log
を見てみると軽く拒否されている。
zabbix_agentd プロセスに対していろいろと操作の許可をしなければいけないようだ。
いったん SELinux の効果を落として様子を見てみよう。
setenforce 0
目的 zabbix_agentd を動かしてしばらくしたら、どのような操作がブロックされるのか確認してみる。
audit2allow -a -l -r
なにやらたくさん出てくると思うのだけど、その中身を全部はって te をつくる。
ためしに僕の環境で動くように作ってみた te ファイルがこちら → zabbix-agent.te
cd /usr/share/selinux/devel
vi zabbix-agent.te
te ファイルができたら、そいつをコンパイルしてシステムに反映する。
make
semodule -i zabbix-agent.pp
setenforce 1
これで zabbix_agentd を起動させることができるはず。
起動しても、さらにその中で機能が制限されてるかもしれないので、 audit2allow
コマンドで前述の方法で必要な許可を追加して行けば良い。
audit2allow コマンドがなければ yum install policycoreutils-python
で追加できる。
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