...pudding - diary

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2017-02-22

_ [いろいろ] 乗継便のこわさ

成田からロサンゼルス経由でサンフランシスコに行く便に乗ることになりました。本当は羽田からサンフランシスコ直行があったはずなのですけどモタモタしてたらなくなってしまって、乗り換え便しかなくなってしまったのです。これは僕が悪いんですけどね。飛行機のるぞってなったらもたもたしてないで空いてる便はビシビシ押さえていかねばなりません。

乗継ではありますが、行きたい日程でとれたのでとりあえず良しとしましょう。ところが出発当日が例の春一番大荒れの日に重なってしまい、成田の出発が暴風雨で2時間ほど遅くなった結果、当初チケットを取っていた乗継便であるロサンゼルスからサンフランシスコ行きの便に乗れなくなってしまいました。これはつらい。せっかく窓側の席が取れていたのに。昼間のフライトで窓側の席でお天気は雨、ということはこれ雲の上に出れるわけじゃないですか景色超楽しいはずじゃないですか。右2列左2列のコンパクトな機でこじんまりと、すてきじゃない。そんなほのかな楽しみはエンドとなってしまいました。

この遅延した成田ロサンゼルス便には、僕と同じようにそこから各地へ乗り換えという客が100名ほどいたようで「JALが代わりの便を用意しましたので遅れておりますがご心配なく空の旅をお楽しみください」と放送があり、ありがてえありがてえと思っておりました。飛行機を降りターミナルに入るとすぐ乗り換え客のための振り替えチケットが掲示してあります。僕のチケットはどれだ?あったあった。ん?これはどう読めば?「すみませんこれどう読めばいいんですか」「もーしわけございませんほとんど埋まっていて精一杯用意できたのがこの22時発23時半着です」あいやー10時間待ちじゃねえですか!なんもねえロサンゼルスでそんなに!つらい…

サンフランシスコ空港に昼間のうちに到着するつもりでおりましたから、空港からBARTというアメリカで最高級にイカした電車に乗って、ホテルの最寄り駅で降りたらホテルまでひょいひょい歩いていこうと思っていたのですよ。思っていたのですが、アメリカン中じゃあ比較的安全な街ではあるけどもやはり夜遅くは危ないといろんなサイトに書いてあるので、こりゃあBARTに乗るの無理だなと。どうやって行きゃあいいんだと。

悩んでも仕方ねえのでまずは目の前のことからはっきりさせようと乗り換えの手続きをするために動き出しました。当初と違う便になってますので当初準備していたE-ticketは使えませんね。代わりにこのもらった券が使えるのでしょうか。券面にはAmericanAirlineと書いてあり、空港のインフォメーションの人に聞いたら「Terminal4へ行くがよろしい」とのことでTerminal4へ。

Terminal4は、国際線の建物からいったん外に出てから行くことになります。Terminal4で案内してたおばちゃんに「この券でここで乗れるのか?」と聞いたら、券をよくにらんでから「こいつぁユナイテッドだね、Terminal7へ行きな」という。

ほんとだユナイテッドって書いてある。というわけでユナイテッドのTerminal7へ向かう。これがまた遠いのですが遠足かよと。なーんにもないところにドカンとある無駄にでかいロサンゼルス空港なのでいちいち遠い。無事Terminal7に着きまして機械でチェックインしようとしました。言語選択で日本語が選べます。親切!フォントが明らかに中華フォントなので字体に違和感はありますが気にしている暇はありません。とりあえず思いつく限りの番号をいれてみたのですが、お前の情報はないと表示されます。おかしい。

困惑していると近くにいた案内おじさんに「メイアイヘルプユー?」みたいな申し出を受けましたので「この券でチェックインできるのか?」と聞いたら、奥の機械でカタカタとなにやら調べてくれました。文字を入力するたびに眉間にしわが寄ります。不安にさせないで。その結果…何やら事情を各種説明してくれてるようなのですがごめん聞き取れない。困惑していると、券にコメントを書いてくれました。NO E-TICKET NEED EXCHANGE と。EXCHANGEの綴りが間違っててかわいかったので写真撮っとけばよかったですがそんな余裕はありませんでした。しかしわかりやすいコメントサンキュー!そうかこれは E-TICKET じゃないのね、どこかで引き換えしないといけないのね。「どこで?」と聞くと「あっち」と指さしてくれたので「サンキューサンキュー」つってそっちのほうに歩いてゆき、案内のおばちゃんに「これエクスチェンジなんだけどヒア?」って聞いたらさっきまでいた場所を指示されてしまいました。まてよ、これは無限ループしてしまう気配だぞ?まずは初心に戻ろう。

Terminal7ではE-TICKETが発行できなそうな気配なので、元のTerminal4 アメリカン航空に戻ろう。えっちらおっちら歩きました。そしてサービスデスクっぽいところに並んで並んで。カウンターはめっちゃたくさんあるんですけど係員が一人しかいない!エグザイルの関口メンディーをさらにゴツくして彫り深くしたような兄さんがスーツが破けそうなムッキムキボディで小さなキーボードをカタカタ叩いています。かなり待ってようやく自分の番になって「こいつをE-TICKETにしてください」と、千と千尋の神隠し的に言うと「ここで働かせてください」くらいの勢いで差し出したら無言でなにやらカタカタ操作して、正しい紙を出してくれました。やったE-TICKETゲット!長かった。

さてこれをもってもう一度Termintal7へ戻りますよ。遠いっちゅうねん。いや、最初から僕が英語話せればこんなにうろうろしなくてよかったんでしょうけどね。わかんねえからさ、RPGみたいにさ、ちょっとばかしのヒントをもとにうろうろするしかないじゃない。それはそれで楽しいじゃない。

そしてまた機械でチェックイン操作をしました。無事番号が見つかり、先に進んでいきます。画面遷移が終盤に近付いたところで「ところで」みたいな空気で「この便はオーバーブッキングしてるので他の便に振り替えっていうのを考えてくれない?違う便に振り替えOKならゴメンネ料として150USDお支払するわ」と。

ん?席の数より多くチケット売った?どうやらアメリカでは普通らしいです。もしかして早い便に振り替えてもらえて150USDももらえるんならサイコーじゃね?とおもってその申し出を受ける画面に進んでみたら、まあ予想はしてたんですが当日はもうどれも空いてなくて翌日の便への振り替え案でした。ごめんなさいねやっぱり振り替えません。と当初予定とおりの22:00頃出るやつで発券しました。

待ち時間が長くてつらいわー。


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