...pudding - diary

_ [いろいろ] 東京ボーズコレクション

築地本願寺にて開催された 東京ボーズコレクション に行ってきました。

時間の関係で、見れたのはプンダリーカ・ライブと東京ボーズコレクション法要です。

築地本願寺の本堂内が会場です。100席以上の椅子が準備されてましたけど、もちろん座りきれるわけはなく、周りの通路も人でいっぱいになってました。

第１部のプンダリーカ・ライブ『杜子春』ですが、本物の坊主が出演しつつの舞台。芥川龍之介とヒップホップの融合っちゅう感じです。

連れて行った子供がちょろちょろ動いて音を立てるので、それが気になってあんまり集中できなかったのがもったいなかったところ。

第２部の東京ボーズコレクション法要『世界の平和を願う』、これが大変ヤバかったです。

天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗各宗派のボーズが集まり。ファッションショーがごとく中央の通路を歩いてステージへ。

各宗派5人程度のチームで参戦。歩いてる間はパイプオルガンのBGMです。本堂の中にパイプオルガンがあるんですよ。ものすごい贅沢な装備ですあの本堂。

最初に、各宗派ごとに、それぞれの念仏を唱えつつの法要。ボウズの袈裟は、シンプルなのも渋めのも派手なのも、それぞれ味があっていいです。日蓮宗チームは、さすがに100日修行を乗り越えた猛者たち。他とはテイストが違ってかなりキてました。かなりのトランス具合です。まあ、各宗派ともそれぞれサワリだけでしょうから、本拠地での本気のプレイも見てみたいものです。

僕は川崎大師の法要が好きです。正月のお札買った時には入れるやつ。これがすげえ素敵です。

全チーム終了の後、全員がステージへ。花びらのようなカラフルな紙を撒きながら。この散花のときの、雅楽器のような音、パイプオルガンの音、太鼓の音、が重なり合い、ボウズ団が歩き回り、ミラーボールが回り、というのが視覚と聴覚どっちも刺激されて、かなり良かったと思いました。まさに虹を翔るお坊さんです。

次回も計画されているような気配で楽しみですな。そのときは各宗派とも法要のサビの部分をもってきてくれたらものすごい盛り上がるんだろうなあ。贅沢言い過ぎか。

仏教はエンタテインメントじゃないんですよ、ごめんなさい。