...pudding - diary

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2007-12-29

_ [いろいろ] NYLON100℃ 31 st SESSION「わが闇」

これは面白かった。

少し前に見た「犯さん哉」が、面白かったんだけどもちょっと消化不良に感じたのだけど、コレはステキだった。

ケラのブログで、暗い話だとか書かれてたけど、まあ確かに暗さはあったけどソレはいつものナイロンの暗さであって、特に暗いとは感じなかった。

ある家族のある時期を切り出したお話。何となく素敵なラストだった。ホッとできた。

最初の導入部分、演出の照明効果が非常に怖かったから、怖い話かと思ったのだよ。斑にポツポツと現れた闇が徐々に浸食してく感じや、フラッシュの感じ、ノイズの感じ、繰り返される動作の感じ。

三宅弘城がすげえイイヤツの役で。みのすけがすげえ悪いヤツの役で。

いやほんと悪いヤツだった。坂井真紀の服やぶっちゃうし。そのあと坂井真紀はステージ上で服を着替えちゃうし。身体キレイ!

犬山イヌコが静かに淡々と長女の役を演ってた。はしゃいだりする感じじゃなくて。

峯村リエでかいっすね。背の順に並んだところはかなりウケたよ。

松永玲子、前半の母役、キレてくっぷりが最初の怖さを加速してたのかな。後半の役が、なんだろう、いつものナイロンっぽかったけど、この舞台の中ではすごく浮いてるのだった。

大倉孝二の空気読む気まったくありません的な役が僕としてはかなりヒットだった。このひと毎回めっちゃ面白いな。

ケラはソフトバンク嫌いなのかなw超叩いてたしw

前から二列目で、ステージ目の前ですから役者の表情一つ一つもくっきり見えて。大変なゼイタクでした。

映画とかだと簡単にオススメができるんだけど、芝居は、人にすすめんのが難しいというのが苦しいところだ。明日、座布団の席でも良いだろう、暇なヤツは見に行った方が良い。


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