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2013-08-18
_ [いろいろ] KSPでサイエンスチャレンジ
かながわサイエンスパークにて子供たちのための体験型科学イベントがありました。うちのこはユースキンのハンドクリームを作る体験に申し込んで無事席が取れたので連れて行ってきました。
最初に肌の健康な状態とそうでない状態の説明があり、水と油と両方が必要であることが説明され、そしてハンドクリームが必要ですよという流れでした。よくあるパワーポイントで画面投影型の説明です。
この説明の間、子供たちはみんな退屈そうで集中できてなく、きょろきょろしたり、うつむいたり、手元の紙を眺めたりしていました。パワポのプレゼンに慣れてないんだよ、ちびっこには黒板だろ、と思いました。
ところが同席しているお父さんお母さん方は壁に投影されるスライドをデジカメなりスマートフォンなりでどんどん撮影しています。これはもしやこどもたちの夏休み自由研究の原稿収集なのではないか。ホラこれをまとめれば(ていうかほぼ転記すれば)できあがりよ、みたいな。
水と油は簡単に混ざらないという辺りから実際のブツが出てきて、このあたりから子供たちは集中していったような感じです。カサカサになった肌には水と油が必要、なのに水と油は混ざらない、どうしたら水と油をいっしょにあわせたハンドクリームにできるの?そこで乳化です、みたいな話でした。
ちびっこたちは、話はわからないけど乳化剤混ぜるの楽しい!みたいに必死に混ぜてました。たぶん、ねるねるねるねというお菓子で混ぜてると変わってくるじゃないですか、アレと同じような気分なんでしょうね、混ぜると質が変わってくるというのがおもしろいようです。
そして最後にちょっぴり肌にぬってみておしまい。たのしかったようです。
このあと、紙コップ光通信の制作もさせてもらいました。
紙コップ同士で糸電話作るじゃないですか、アレは糸を振動させて音を伝えるというヤツですけども、そこで糸の代わりに光を使おうというヤツです。
コップの底にアルミ箔を張り光を反射するようにします。コップに向かって話すとアルミ箔が振動し反射光がそれに併せてチカチカします。すなわち光の強弱がアナログ的に出現します。
反対側にいる人は光電池でその光を受け付けます。光の揺れをそのまま電圧に変えてそいつをちょっぴり増幅してスピーカーに流してやれば音が取り出せるという話です。光に信号を乗せるという。
こどもたちにとって意味はわからないけどもできあがったときの「おおっ!」という楽しさは何とも言えないといった感じでした。
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