この日記は https://yapud.hatenablog.com/ に引っ越し中
2013-05-08
_ [Hardware] TeraStation にてエラーが出たディスクを読みたい
TeraStation の RAID1 なアレイがエラーとかで読めなくなった。
元々片方のディスクでエラーが出てたから、新しいディスク(ちゃんとメーカーの純正品だよ)を買ってきて交換した。交換後リビルドが走るのだけどリビルド中に生き残ってた方のディスクがエラーを吐いて沈黙。なんのための RAID1 かと。ファームウェアのアップデートしてないからディスク障害周りがうまくハンドリングできない不具合的なのを引いちゃったのかもしれない。
とにかくどーにもいかなくなったので PC で読めないものかと試してみた。
Knoppix とか Ubuntu とかの Linux 的な LiveCD で起動してから、抜き出してきた HDD を接続してみる。とりあえず SATA→USB 変換のコネクタかまして接続してみると、おっ、なんか認識したみたい。
dmesg コマンド表示の最後の方を見てみると、/dev/sdb が認識されて、 sdb1 sdb2 sdb3 sdb4 sdb5 sdb6 とたくさんのパーティションの存在まで見えてる。よしよし。
sudo parted /dev/sdb して print してみると、たまたまこのディスクでは sdb6 がひときわ大きいのでここがデータ領域だろう。ファイルシステムは xfs となっている。マウントしてみよう。mount は自動でファイルシステムを認識してくれるかな。
$ sudo mount -o ro /dev/sdb6 /mnt/disk1
ところがうまくいかない。knoppix だと mdraid なんて知らない、Ubuntu だと linux_mdadm_raid なんて知らない、と言われる。なるほど RAID のメンバだったからその頃の情報が残ってるのね。しかしそんなのは要らん。いまはもう RAID じゃない。中身が読めたらそれで良い。xfs だとわかってるのだから xfs を指定すれば良いだろう。
$ sudo mount -o ro -t xfs /dev/sdb6 /mnt/disk1
読めるようになった。へー。
注意:ホントに大事なデータが入ってるヤツの場合は、こういう試行錯誤はしちゃダメで、キチッとした復旧業者に持って行くべきです。
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