...pudding - diary

この日記は https://yapud.hatenablog.com/ に引っ越し中


2012-01-17

_ [いろいろ] システム開発の物語

@IT 内 Press Enter■ の新連載が始まりましたのでこれは期待。

Press Enter■: 冷たい方程式

システム開発のおはなしです。

いままでの Press Enter■: 高慢と偏見Press Enter■: 人形つかい も興味深く読みました。これらはシステム開発者側からの視点。いわゆる下請から見たおはなしですね。

今回のは、開発を発注する側の視点のおはなしです。のっけからいきなり暗雲立ち込めておりはらはらします。

食べログみたいな開発外注先評価サイトができればいいのに。外注ログとかゆって。むしろそっちが先だろ。おまえらシステム開発のスペシャリストだろ。

しかしどーしてシステム開発というのは泥沼化するのでしょ。

IT化というのはすなわちコンピュータにシステマチックな部分を管理させて人間は楽しようぜっていう流れだったと思います。

ところが、仕組みに落とし込む際にシステマチックじゃない部分というか人によって解釈が違う部分を無理やり詰め込んでしまうせいで、作る方は矛盾に悩み使う方はこんなはずじゃなかったと言います。

アンタたちの仕事のグレーだった部分を監査などで突かれないようにハッキリさせた結果がこれですよ、という話で手を抜いていた省略していた部分が明確になってよかったじゃないですかこれをきっかけに業務改善すればいいじゃないですか。おかしかった手順を簡略化して回るようにすればいいじゃないですか。

と外の人は思うのだけど中の人は今までのやり方を変えたくないっていうんですよねわかります。

世の中は進んで行ってて、ある組織の中は従来通りであった場合、相対的には遅れていってるわけで、ある組織単独で成り立つわけでなく外と必ず接点があるはずで。システム化を考えるような現場での変化しないという選択肢は相対的な退化でありわりとリスクが大きいと思うのだけどなあ。

 


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