この日記は https://yapud.hatenablog.com/ に引っ越し中
2016-03-01
_ [デジカメ] スマートフォンリグの BEASTGRIP ゴツい!
スマートフォン動画撮影のためのリグシステム「BEASTGRIP」、ブランドサイトを公開いたしました | 新製品情報 | ケンコー・トキナー
スマートフォンにゴテゴテとレンズや照明なんかを付加するためのフレーム BEASTGRIP をケンコートキナーが扱い始めますよと。
先日の CP+2016、ケンコートキナーブースで映像作家の中村知好氏が「スマホで4K」といった話をしておられました。
なんていうか物凄い勢いでスマートフォンでの動画撮影がいかに素晴らしいかを力説されていました。月のタイムラプスなんてものすごい素敵でした。まあ話がうまいうまい。
レンズを用意してやるだけであとは iPhone が上手いこと撮影してくれるというのです。話を聞いて作品を見せられていくとどんどん引きこまれていきます。スマートフォンでここまで出来るんだ、しかも自動で。専用の機器で設定を追い込んで追い込んでどうこうじゃなくて自動でここまでできるんだ、というのを見せつけられて、やりたい!やってみたい!と思うのでした。
そして BEASTGRIP の現物を見て(でけえな…)と思ってフェードアウトするのでした。
本格的にカメラ準備することに比べたら断然小さくて軽いのだけども。
2016-03-02
_ [Hardware] ThinkPad X220 に mSATA 接続の Crucial MX200 250GB をつないだ
ThinkPad X220 には mSATA のインタフェースがあり、そこに mSATA の SSD をつなぐことができます。
たぶん ThinkPad X230/T420/T430 も同様かと思います。
右Altや右Ctrlキーの下辺りに空間があり、mSATA のインタフェースが見えています。
ここに Crucial MX200 250GB ( CT250MX200SSD3 ) を入れてみます。
とっても簡単に接続できました。
ThinkPad は開けやすくてイイネエ。でも X240/X250 は開けにくくてクソだけど。
2016-03-03
_ [Hardware] ThinkPad X220 に mSATA 接続の Crucial MX200 250GB をつないでブートドライブにした
ThinkPad X220 のパームレスト下あたりに mSATA のインタフェースがありまして、ここに mSATA 接続の SSD を装着することができます。 SATA 2.0 なので 3Gbps 止まりですが。古い機械ですもの、十分です。
今回 Crucial CT250MX200SSD3 をつけて、Acronis TrueImage で HDD から SSD にクローン。そして SSD から起動してみました。
ベンチ的にはまあこんなもんです。
CrystalDiskInfo では 50℃くらいと表示されてました。確かに右手首のあたりがほんのり温かいです。冬なのでいいですが、夏は気になるかも。
小さな筐体に HDD と SSD と両方積めるっていうのはいいね。
2016-03-04
_ [Software] ThinkPad X220 に Samsung SSD 850 EVO mSATA 250GB をつけてみた
ThinkPad X220 に Crucial MX200 250GB をつけてみたのだけど、じゃあ比べてみようってことで Samsung SSD 850 EVO mSATA 250GB も試してみた。
パッケージの違いはこんな感じ。わりと綺麗な箱に入ってるのね。
それで、ここから先が謎なのだけど。
ThinkPad X220 のブートドライブを SSD にしたときはカタログ通りの速度が出てるんですが、ブートドライブを HDD にして、すなわち HDD が C ドライブで SSD が D ドライブになった状態だと、ランダムアクセス的な動作が遅くなるような感じなんですよ。
とりあえずベンチ結果とか並べてみますね。あんまり参考にならないと思います。
CドライブHDD ( X220 標準のHDD、これで OS 起動 )
DドライブSSD ( Crucial MX200 250GB、ただのデータ領域 )
DドライブSSD ( Samsung SSD 850 EVO mSATA 250GB、ただのデータ領域 )
4K が Read も Write もふるわない。セカンダリ側は遅くなってしまうのかなあ。 HDDよりは断然速いんだけどね。
ThinkPad X220 での使い方としては mSATA 接続の SSD を入れた場合は、SSD の方を起動ドライブ ( Cドライブ ) にするのがパフォーマンス出るから正解なのかな。
2016-03-05
_ [Software] CentOS7 は最初から open-vm-tools が入っているけど vmhgfs が無いので入れよう
VMware Player で CentOS7 を使っており、ホスト側のフォルダをマウントできる共有フォルダ機能を使いたい場合。
CentOS7 には open-vm-tools が入っており、VMware としての動きはほぼサポートされている。ただし共有フォルダ機能はサポートされていない。
共有フォルダをマウントするには vmhgfs のサポートが必要なのだが、CentOS7 には入っていないのだ。
コレを入れようという話。
まず CentOS7 側にいくつか準備が必要。kernel-headers と gcc をインストールしておく。
$ sudo yum -y install kernel-headers-$(uname -r) gcc
VMware-tools のインストーラが欲しがるヘッダファイルを用意する。
$ sudo mkdir -p /usr/src/linux-headers-$(uname -r)/include/linux/
$ sudo ln -s /usr/src/linux-headers-$(uname -r)/include/generated/uapi/linux/version.h \
/usr/src/linux-headers-$(uname -r)/include/linux/version.h
つぎに VMware-tools の iso イメージをマウントして tar.gz を展開する。これは従来バージョンの作業と同じだ。
そして vmhgfs が欲しいのでコレを指定してインストールしよう。
$ sudo ./vmware-install.pl --clobber-kernel-modules=vmhgfs --default
インストールが終われば従来通りマウントできる、というか勝手にマウントされてて使えるようになってる。
2016-03-06
_ [いろいろ] カレーパン博覧会2016 は客が多すぎた
カレーパン博覧会2016 3月6日(日)iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ
iTSCOM が結構広告を打ってたので、東急沿線であったり iTSCOM のケーブルテレビ範囲内の方は気になってたんじゃないかなと思いますカレーパン博覧会2016。
11:00からスタートとのことで、僕は10:55ころに会場に着きました。この時点で「今から並んでいただいても購入できない可能性があります!」と言われてしまい。並ぶ前から諦めました。
人が多すぎる。ものすごい行列。これは入れないな。
ネットで皆さんの感想を読んでみようかなと検索してみましたが、カレーパンを無事購入できた方よりも、入れなかったという方の声が圧倒的多数。
15分ほどで完売状態だったとの声もありました。沿線の街のパン屋さんたちのカレーパンですから、そりゃあ大量生産できませんから、全体数が少ないのは仕方ないですけれども。
問題点をうまいこと解消して次回につなげて欲しいところです。
2016-03-07
_ [Notes][Software] 趣味のドミノを楽しみたいときのダウンロードサイト
ドミノと言えば Lotus Domino でしょうよ、いまは IBM Domino ですけども。
ユーザ認証LDAP、HTTPサーバ、サーブレット、Javaとのインタフェース、POP3・IMAP4・SMTPなどのメール機能、Java、JavaScript、LotusScriptなどでのアプリケーション開発、KVSのような文書中心のDB、アレコレぜーんぶを一つのサーバがやってくれる夢のような製品ですわ。すたれてるけど。
ちょっと動きを試したい、確かめたい、ってときには評価版をダウンロードして試すことができます。
Domino Server はコチラ↓
IBM developerWorks : Download : IBM Domino and IBM iNotes
ダウンロードしてインストールして、さあセットアップという段階になって困った。Remote Setup のツールが無い。
Administrator クライアントがないとだめなんだよ。どこにあるんだろう。
と思ってたらここにあった。
IBM developerWorks : Download: IBM Domino Designer
この Domino Designer のインストーラに Administrator が含まれてる。
というわけで両方とも試用版があるので、心ゆくまで楽しめます。
2016-03-08
_ [Software] Domino の Remote Setup を Firewall 越しにやるときのポート転送
Firewall 越しの、22番ポートしか通らないところにある Linux 機に Domino を設定するという場合。
Domino の初回セットアップ時、Remote Setup というツールで設定を行います。こいつは 8585 番ポートで Listen してるところにつなぎに行くので、22番ポートしか通れない環境ではどうすればいいんだろう。
そんなときは SSH の中をポート転送してもらう。SSH便利すぎる。
ローカル側で TeraTerm を使っている例。
編集→SSH転送
追加ボタン押した画面で、ローカルの 8585 番をリモートの 8585 番へ
転送設定の一覧に追加されてることを確認してOK
ローカルでListenしてるのを転送されるので、127.0.0.1 の 8585 に接続する。
こうすれば、ローカルで受け取ったパケットがSSHのトンネルを抜けた先で展開されるという状態になります。便利。
2016-03-09
_ [Software] systemd 環境で IBM domino の起動終了コマンドを登録する
RHEL7/CentOS7 などではサービスの起動終了処理が systemd へと変わっており、IBM domino の起動終了処理もこれに合わせて用意する必要があります。
こちらの真似をして書くのですが、実際に書いてみた内容を以下に。
起動用シェルスクリプト /opt/ibm/domino/bin/dom_start
#!/bin/sh
cd /local/notesdata
/opt/ibm/domino/bin/server > /dev/null 2>&1
終了用シェルスクリプト /opt/ibm/domino/bin/dom_stop
#!/bin/sh
cd /local/notesdata
/opt/ibm/domino/bin/server -q > /dev/null 2>&1
exit 0
掃除用シェルスクリプト /opt/ibm/domino/bin/dom_nsd_kill
#!/bin/sh
cd /local/notesdata
/opt/ibm/domino/bin/nsd -kill > /dev/null 2>&1
systemd のファイル /etc/systemd/system/domino.service
[Unit]
Description=IBM Domino Server
After=syslog.target network.target
[Service]
Type=simple
User=notes
LimitNOFILE=60000
WorkingDirectory=/local/notesdata
ExecStart=/opt/ibm/domino/bin/dom_start
ExecStop=/opt/ibm/domino/bin/dom_stop
ExecStopPost=/opt/ibm/domino/bin/dom_nsd_kill
TimeoutStopSec=300
KillMode=process
RemainAfterExit=yes
[Install]
WantedBy=multi-user.target
User=notes のところで起動ユーザを notes にしてます。
LimitNOFILE=60000 のところで、 ulimit -n 60000 と同じ効果があります。
TimeoutStopSec=300 のところで、ExecStop の待ち時間を設定しています。
ExecStopPost のところで、終了コマンド完了後に nsd -kill を投げてます。
300秒待っても終わらなかったら終了処理をやめにして、 nsd -kill を投げるという感じの処理になってるはずです。
手元で試してみたところこれで動いてるように思います。
2016-03-10
2016-03-11
_ [オンガク] POP STATION / NONA REEVES
NONA REEVES の 2013年にリリースされた盤。それを最近買った。
ノーナと言えばポップですよキラキラポップですよ。
Track1 "P-O-P-T-R-A-I-N" で駆け抜けるデジタルチューンなポップス。
Track5 "GOLDEN CITY" トキメキのキラキラバラード。一十三十一 とのデュエット。すごい合ってる。
Track6 "Mr. Melody Maker" ほんとメロディーメーカーですよノーナは。
Track10 "休もう、ONCE MORE" これが一番好き!全員が順にボーカルをとっていて、スロウでメロディアスなポップス。休もう、ONCE MORE、たまにはいいじゃん。アナログシンセと曲間のブレイク。ついつい口ずさんでしまうサビのフレーズ。これだよ。楽しい音楽はこういうのだよ。
2016-03-12
_ [Software] NEC LaVie Light BL100RA の WinXP を Win8 にする
NEC LaVie Light BL100RA というネットブックがある。数年前に使っていた。この機械をまたちょっと使ってみたくなった。ところが初期インストールOSはもうサポートの切れてしまった WinXP である。セキュリティ的によろしくないので 最近流行りの Win10 にアップグレードしたいなと思った。
思ったのだけど、Win10 は WinXP からの無償アップグレードパスがない。
手元にちょうど Win8 投げ売りの時に買っておいた Win8Pro があるので(もったいないことに未使用)、一旦こいつをインストールすることにする。
DVDを用意して setup を実行する。
データを引き継ぐか引き継がないかの選択肢が出てきて、引き継がない方を選んだ。すっきり綺麗な環境にしたい。
遅いマシンなのでかなり時間はかかったが(2時間位か)無事 Win8Pro が起動してきた。
データを引き継がない設定にしたのでまっさらな状態の Win8Pro となっている。
Cドライブに Windows.old フォルダが用意され、このなかに Documents and Settings や Program Files や Windows などの XP 時代のフォルダがそっくり保存されている。これらはもう復活させる予定がないのでざっくり消した。
とりあえず Win8 のままで幾つか操作をしてみたけれど、なにげに使いやすいな。
スタートメニューがない以外は Win10 とあんまり変わらない。Win7 のようなゴテゴテ感がなくてシンプルでいいなコレ。
でもすぐに Win10 にアップグレードするんだけどね。
2016-03-13
_ [Software] フリーのディスククローンツールで HDD → SSD
HDD → SSD のクローンを作りたい。SSD を買えばだいたいクローン用ツールが付属しているのでそれを使えばよい。
それはわかっているのだけど、無償で使えるディスククローンツールもあるというので、それを試してみた。
今回対象にしたのは EaseUS Todo Backup Free V9.1 と AOMEI Backupper Standard V3.2 。
EaseUS Todo Backup Free V9.1
EaseUS Todo Backup Free V9.1の場合、ソースのディスクを選び次へ。
ターゲットのディスクを選び次へ。
自動でパーティション区切りを決めてくれる。
ちょっと待って、パーティションの比率がおかしい。
ソースよりもターゲットの方が小さいので、パーティションは小さくなってクローンされる。なのに後ろのほうにある小さなパーティションはソースよりターゲットのほうの容量を大きく自動配置しちゃってくれてとても邪魔。
しかもバックアップをスタートしたら、セクタエラーなどとのことで停止してしまった。
現時点では EaseUS Todo Backup Free V9.1 についてはちょっぴり不安が残る。
AOMEI Backupper Standard V3.2
AOMEI Backupper Standard V3.2 の場合、ソースとなるディスクを選んで次、ターゲットとなるディスクを選んで次、と進める。
操作の確認をしておこう。
パーティションもソースに合わせてうまいこといい比率でセットしてくれる。
クローンツールを使うなら、AOMEI Backupper Standard V3.2 のほうが確実っぽい。
2016-03-14
_ [Hardware] NEC のネットブック BL100RA に Intel の SSD を入れてみた
NEC のネットブック BL100RA という機種は 東芝の MK1652GSX という160GB の HDD を搭載していたのですが非常に遅かったので、コイツをやめて 手元に余っていた Intel の SSD 330 Series 60GB SSDSC2CT060A3 に入れかえてみました。
対応転送モードが SATA/150 ですね。遅いっちゃ遅いですけど、HDDに比べたらとても速いはずです。
しかしベンチ結果が振るわない感じです。SSDとしては遅すぎやしないか。ランダムアクセスがとにかく遅い。ここが速いのがSSDのウリというかオイシサなのに。
全体的なモッサリ感は、チップセットの制限でメモリが2GBまでしか積めないというのと、Intel Atom Processor N270 (512K Cache, 1.60 GHz, 533 MHz FSB) の非力さのおかげでしょう。
非力な上にファンがうんうん唸るので、余計に苦しそうに感じます。
2016-03-15
_ [Hardware] Intel の SSD 330 Series 60GB SSDSC2CT060A3 が遅いのは Trim してないからだった
NEC のネットブック BL100RA の HDD を Intel の SSD 330 Series 60GB SSDSC2CT060A3 に入れかえてみたのですが、SSD とは思えない遅さを演じておりどうしたモノかと思っていたのですが。
Intel の Solid-State Drive Toolbox を入れて Intel SSD Optimizer を実行したところ。
SSDっぽい速度が戻ってきました。参考 Optimize 前 → NEC のネットブック BL100RA に Intel の SSD を入れてみた
Intel SSD Optimizer というのが Trim というコマンドを実行しているようで、書き込みが続くと速度が劣化していき、Trim すると速度を取り戻せるようです。
で、これを週に一度実行しろと。めんどくさい。必要ならシステム側でやって欲しい。ユーザにメンテナンスをやらせないで欲しい。
この Intel SSD 330 Series は 2012年頃に出たSSDなんですが、その頃の SSD にはこういうメンテしなきゃいけない、気を使わなければいけないめんどくささがありました。
最近のはめんどくささが減っているみたいです。じゃないと売れないよね。普通のPCに入れて出荷できないよね。
2016-03-16
_ [Software] EXCEL で CSV を開いた時に #NAME? という文字列があると辛い
EXCEL で CSV を開いた時に、#NAME? という文字列のカラムがあると、そこは文字列としてではなく、エラーのセルという扱いで読み込んでくれてほんとうに困る。
その後マクロでシートの中を走り回るときにこのセルに差し掛かるとエラーで止まる。
そもそも、もともとの CSV に #NAME? という文字列があるという時点でおかしいのだけど。出力側には手が出せなくて、受け取った側でどうにかハンドリングしてくれと。
QueryTables.Add で必要なカラムを文字列と指定して読み込むことにした。これで #NAME? とかいうふざけた文字列を持ったカラムもそのまま文字列として処理することができるようになった。
2016-03-17
_ [Software] Crucial の SSD が SATA2 環境でもキャッシュで爆速になった
SSD の価格がどんどん下がってきて、普段使いの PC に HDD をわざわざ選択する理由が無くなってまいりました。ファームウェアも優秀になってきておりメンテナンスの面倒くささもなくなってきました。メンテナンスとかやりたくないもん。僕もどんどん SSD 化をすすめてます。
SSD を製造してる各メーカーは、それぞれ専用のツール類を出しており、メーカーによってツールでできる機能に差はあるのですが、キャッシュ機能を提供しているメーカーがいくつかあります。
もしPCのメインメモリに余裕があるのなら使っておいて損は無いかと思います。
手元の ThinkPad T510 は Crucial の BX100 500GB ( CT500BX100SSD1 ) が SATA2 で接続されています。
ここに、Crucial の Storage Executive tool をインストールします。Storage Executive tool は専用のGUIを持っておらず、クライアントアプリがHTTPで情報を提供するのでブラウザで操作するという仕組みです。
ドライブ情報を表示する画面はこんな感じです。
一時キャッシュ (Momentum Cache) を使うようにしてみました。
一時キャッシュ有効でのベンチ結果。メインメモリをキャッシュに使ってますので当然ですがクッソ速い。ベンチだけでなく実操作の使用感も快適になりました。コレは昔に戻れないわ。
一時キャッシュ無効でのベンチ結果。SATA2 接続のおかげでこの SSD 本来の速度は出てませんね。HDDに比べればコレでも全然速いんですけどね。
さて、キャッシュ有効にしたところで速度という面ではすぐにかなりの効果がありました。
さらに、一時キャッシュ上で一定期間のデータを並べてから SSD にデータを送りますので、メモリセルに対しての書き込み回数が減るという利点があります。SSD の寿命に対して有利になるということですね。
ただし、メインメモリを書き込みキャッシュとして使用しますので、突然の電源断には弱いです。キャッシュからSSDに未転送のデータがある状態で電源断がおこるとそのデータはロストします。
一時キャッシュツールの画面でも以下のようにバッテリのある状態で使えと書かれています。
一時キャッシュの信頼性を最適化するには、バッテリーでバックアップされた電源で一時キャッシュを使用することを強くお勧めします。
普通のノートPCならバッテリが付いていますのでこの辺はだいたいクリアしていますね。電源という面に関しては安心して使って良いと思います。
あとは突然のハングアップ。OSを巻き込んでガツっと止まるような状況になってしまったらキャッシュドライバも停止してしまいますから、未転送データはロストします。これはもう仕方ないでしょう。
最近のWindowsはとっても安定していますのでそこを心配する必要も無いかと思います。
というわけで、SSDメーカーがメモリキャッシュ機能を提供しておりかつメインメモリに余裕があるんなら使った方が良いよって言う話。
2016-03-19
_ [Software] SAMSUNG の SSD が SATA2 でもキャッシュで結構速くなった
Crucial の SSD についてキャッシュ有効にしたところかなり速くなったので、同じように SAMSUNG の SSD についても同じように速くなるのかなとやってみました。
ThinkPad X200 につないだ SAMSUNG SSD 750 EVO 120GB です。
Solid State Drive ダウンロード より、Samsung Magician を取得しインストールします。
ドライブのステータスが見れたり、OSのパラメータをSSDに適した状態に変更したりできます。
RAPID Mode のメニューより、キャッシュを有効にできます。
有効にするボタンを押してメッセージに従い再起動するとキャッシュが効いてきます。
ベンチを実行するとSATA2 接続とは思えないゴージャスな値が出てきました。
ちなみにキャッシュ有効化前はこんな感じでした。これでも円盤ぶん回してるHDDにくらべたらびっくりするくらい速いんですけども。
RAPID Mode の Minimum Requirements の項に書いてありますが、メモリは4GB 以上ある環境を推奨されています。今回入れてみた ThinkPad X200 はメモリが 2GB しか積んでない貧相な環境なので、まあこんなもんでしょうというところです。もっとメモリの多い環境ならキャッシュが十分に効くんじゃないでしょうか。
2016-03-20
_ [Hardware] HDD を USB 接続するアダプタの性能差が思ったよりデカい
SATA な HDD などを USB 接続するアダプタを2つ持ってる。
ひとつはタイムリーの UD-505SA HDD簡単接続セット。こいつは 2.5/3.5/5.25 インチなどのサイズ問わず接続できるケーブルで、またACアダプタからの電源供給なので電力消費がでかいやつも問題なくつながるというやつだ。安心してつなぐことができる。ケーブルがごついのでコンパクトさはない。
もうひとつは玄人志向の GW2.5AI-SU2 USB2.0接続 2.5型 SATA HDDケース。こいつは 2.5 インチケースなので 2.5 インチしかつながらない。バスパワーなのでたくさん電気を食うデバイスだと安定しない。でも普通のHDDなら十分動く。とにかくコンパクト。
UD-505SA で SSD を繋いてベンチしてみたらこんな感じ。
GW2.5AI-SU2 で SSD を繋いてベンチしてみたらこんな感じ。
シーケンシャルアクセスはほとんど変わらない。ランダムアクセスで差がでてるね。多分コレが使われてる SATA to USB 変換チップの性能の差だと思うんだけど、大量のファイルを読み書きするときにこの差がかなり効いてくる。
HDD → SSD の移行をするにあたって、4つの接続パターンを試してみた。移行元の HDD には 48GB のデータが入っている。
1. SATA2 内蔵HDD → USB2.0 UD-505SA SSD
2. SATA2 内蔵SSD ← USB2.0 UD-505SA HDD
3. SATA2 内蔵HDD → USB2.0 GW2.5AI-SU2 SSD
4. SATA2 内蔵SSD ← USB2.0 GW2.5AI-SU2 HDD
実際にクローンツールでクローンしてみたところ、1. と 2. はどちらも 35分かかった。23MB/s 位の速度だった。3. が 30分かかり 26MB/s くらいで、 4. が 25分で済み 32MB/s くらいだった。
というわけで、HDDを外に出しUSB接続で読み出し側にする、SSDは内蔵SATA接続にして書き込みにする、ランダムアクセス性能のそこそこマシな性能の SATA to USB チップを積んだ変換アダプタを使う、とすればよさそうだ。
しかしこんなに差がでるもんなんだね。
2016-03-21
_ [オデカケ] 道の駅発酵の里こうざき
味噌がなくなった。
お家の味噌を使い切ってしまった。
よし、買いに行くか。
と思い立って道の駅「発酵の里こうざき」に行ってみた。
利根川沿い、新しくできた圏央道の神崎インター降りてすぐのところにある。
新しい施設なのでとてもきれいだ。
軽食などをいただけるカフェと、味噌や醤油や酒などの発酵モノを扱うショップと、地元野菜などを扱うショップと、ファミリーマートがある。
味噌売り場には小さく切ったキュウリがおいてあり、キュウリに味噌をつけて試食してくださいとなっていた。味噌だけで食ってもわかんねえもんな。一番シンプルな味噌を選んで買った。あとピーナッツ味噌も。
そして建物の前には小さな飛行機があった。
いつもは操縦席に乗れるらしいのだが、今日はドアが閉じられていて中に入ることはできなかった。
都内からここへ向かうには、一つのルートとしては湾岸道から東関東道そして圏央道と進むパターン。もう一つのルートとしては常磐道から圏央道へと進むパターン。どっちも同じくらい。つうわけで、行きと帰りのルートを変えてぐるーっとドライブできるのが楽しめるところでもある。
2016-03-22
_ [Hardware] Skylake PCでのWindows 7/8.1のサポート期間が延びてホッとした
Skylake デバイス上の Windows 7 および Windows 8.1 に対するサポートポリシーの更新 | Windows Blog for Japan
Skylake (第6世代 Core i など) 搭載 PC での Windows 7/8.1 サポート期間について、2018年7月17まで延長すると発表がありました。
1年延びました。とりあえずホッとしました。これで Skylake な PC が購入できます。
Windows 7 のサポート期間が 2020年1月14日 まである Broadwell-C (第5世代 Core i など) 搭載の PC はメーカー在庫が減ってきてて機種によっては「もう無いです…」と断られたりするのでどうすんだよと思ってたところでした。
あぶねえあぶねえ。
2016-03-23
_ [Android][Software] STREAM S (302HW) のファームウェアアップデート
Y!mobile から出てる STREAM S (302HW) というスマートフォンがある。めっちゃ薄くて 4.7インチと手頃な大きさで、もうこれしかない!というサイズ感でとても気に入ってるんだけど、キャリアメールなど他の機種とは扱いが違って仲間はずれ感が半端無くすっかり見捨てられてると思ってたのだけどファームウェアアップデートが降ってきた。何がどう変わってるのかさっぱりわからないけどアップデートしてみた。
バージョン表記。末尾の B231 が B254 になった。
➔
Android は 4.4.2 のまま。Emotion UI も変わらず。ベースバンドとカーネルが変化してる。数字的にはほんの少し。
➔
ベースバンドバージョン 23.191.00.00.000 → 23.195.00.00.000
カーネルバージョン 3.0.8-00341-g1b224c0 → 3.0.8-g7e9c827
バージョンアップにかかった時間は20分ほどだったかと思う。バージョンアップ後しばらく使ってみたけど、特に何が変わったっていうのはないように思う。
Y!mobile の SIM だと Y!mobile の LTE と Softbank 3G が使える。都内あたりだと Softbank 3G に固定しておけばかなり快適である。メールとちょっとしたWEBブラウズ程度なら十分である。
5インチだとデカイんだよ!世の中すっかり 5インチ以上になりやがって。4.x インチで薄い機種!どっかのメーカーさんおねがいします! iPhone SE でコンパクトな機種が求められてるってのがわかったっしょ!
2016-03-25
2016-03-27
_ [Hardware] Mini PCIe の Wi-Fi カードを入れ替えてみる
ThinkPad X220 に載ってる Wi-Fi が Intel Centrino Wireless-N 1000 というちょっとショボいやつで、2.4GHz 帯しか使えず寂しい思いをしておりました。5GHz 帯を使いたい。
これを Intel Centrino Advanced-N 6300 に付け替えてみたいと思います。Lenovo と HP は専用品以外繋がらないよう BIOS で制限がかかっているらしいので、FRU 60Y3233 という番号のを見つけると良いでしょう。
こんなやつです。
eBay 辺りで探すと送料込みで2000円以下というのがいくらでも見つかります。米国とか中国とかから送ってくれるのに送料込みでそんなに安くていいのかよと心配になります。
このチップはデュアルバンド対応というヤツなのですが、PC本体がシングルバンドで構成され出荷されている場合、アンテナはシングルバンド用しか準備されていません。本数が足りません。
Intel Centrino Wireless-N 1000 にはアンテナを繋ぐコネクタが2個ありますが、Intel Centrino Advanced-N 6300 にはアンテナを繋ぐコネクタが3個あります。
とりあえず 2個だけ、黒とグレーのアンテナケーブルを繋いだだけでも動きます。デュアルバンドは享受できませんが。どこかのブログで見たのですが、青とか赤とかのアンテナ線(WiMAX用)が準備されている場合は、その青の線などを繋いでみても良いでしょうとのことでした。
2016-03-28
_ [Software] iPhone でも ATOK でフラワータッチ
ニュースリリース | 2016.03.28 フラワータッチ入力に対応した「ATOK for iOS ver.1.5.0」を本日公開
iPhone の ATOK にもフラワータッチが実装されました。これはコレで慣れると使いやすいです。使いやすいですが、慣れすぎると他の端末を操作したときフリックにイライラしたりします。
OS の仕組み上、手が出せない部分も多いようで Android 版にはまだまだ追いついていませんが、進化しているのは素敵なことです。
2016-03-29
_ [いろいろ] まんがひみつ文庫、サイバーセキュリティのひみつ
読むに当たってハードルが低い漫画形式にセキュリティの話が落とし込まれてるのは大変ステキ。そして誰にでも読めるように無償公開されてるのももっとステキ。
サイバーセキュリティをまんがにするにあたって、いやこれは漫画じゃなくても同じだけど、セキュリティのことを知らない人にセキュリティを伝えるとき現実世界の何らかにあてはめる、すなわちたとえ話をするわけだけど、このたとえ話がしっくりこない。全然しっくりこない。
セキュリティの部分だけをたとえ話にすると、コンピュータ全体との整合性がとれなくなるんじゃないかなーって思うわけですよ。
メモリーはテーブルの広さでストレージは本棚で、みたいな仕組みのたとえ話とうまくマッチしなくなってしまうんじゃないかなっておもう。
この漫画でちびっ子たちはわかるんだろうか。ちびっ子たちってわりと頭良いからうまいことかみ砕いて理解するんだろうか。
自分も気がついたら何となくコンピュータの動きについて雰囲気を掴んでいたので、世の中のちびっ子達はもうちょっと高度に理解してるんじゃないかな。
大人達がじぶんがこどもだった頃のことを思い出して「カンタンにしよう」と思って自分たちのレベルでかみ砕いたのは実は無駄だったみたいなことにならなきゃ良いけど。なんて思ったりもした。
2016-03-30
_ [Hardware] Aterm の一部で、悪意あるサイトへのアクセスで意図しない操作をされる可能性
Aterm製品におけるセキュリティ向上のための対処方法について|サポート技術情報|目的別で探す|Aterm(エーターム) サポートデスク
Aterm製品の一部で、悪意のある第三者が制作したサイトにアクセスした場合に、対象製品の設定を変更されたり、製品を再起動されたり、お客様の意図しない動作を引き起こされる可能性がある事がわかりました。
というわけでファームウェアアップデートや管理者パスワードの変更などの対処が必要です。
うちの WG1200HP は既に対応済みの 1.0.14 になっていましたが、1.0.15 が出てましたのでさらにバージョンアップしてみました。
しかしこのファームウェアアップデート後に時計がリセットされてしまうやつどうにかなりませんか。意図的に時刻同期操作しないと同期されないの?
近頃接続がブツブツ切れるので(LEDが通信に合わせて点滅しないのでハングってるように見える)こういうのもこっそり改修されてたりしたらいいのになあ。
3DSでWi-Fi接続を使ってる娘が「お父さんが帰ってくるとWi-Fiが切れる!」と文句を言っていましたが、あながち間違いではないかもしれません。
プリンター1台、スマートフォン3台、パソコン2台、3DSが1台、合計7台が同時通信してるのか。そりゃあ切れるわ。この機種は、ビームフォーミングが良くない方に作用しちまってるとの話もある。
もっと性能のいいやつ、強いやつにする必要があるね。
ASUS の RT-AC1200HP 気になり中。
2016-03-31
_ [Software] Windows10 Redstone で Ubuntu のバイナリが動くようになるってよ
Windows で Ubuntu バイナリ(bash)が動作することの概略 - 蒼の王座・裏口
まじか。
Windows 下でリコンパイルとかじゃないんだ。 Ubuntu 用にビルドされたバイナリがそのまま動くんだ。コレはちょっとした事件だよ。
Windows10 次期リリースの Redstone から「Windows Subsystem for Linux」ていうWindowsネイティブなライブラリが搭載され、そいつを使って Ubuntu が動くという。LinuxのシステムコールをWindowsのシステムコール(API)にリアルタイムで変換するらしい。Wine の逆版みたいなものか。
Ubuntu 用のバイナリを手元の Windows でヒョヒョイッと試せるなんて未来かよ。
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