...pudding - diary

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2016-12-11

_ [オコサマ] ゲームの中で時間が過ぎるという概念の違いが面白かった

いまさら NINTENDO 64 の マリオRPG をやっておりますよろしくおねがいします。

四歳の息子が「マリオ!マリオ!」というときはこのゲームです。四歳児と一緒にやっていますのでびっくりするほど進みが遅いのですが、こちらは「ゲームを進める」のが目的だからそう思うだけで、あちらさんは「ゲームの世界を歩き回る」のが目的のようですので、進むとかそういうのあんまり関係ないようです。

さて序盤、材木が路上に散乱し通れない箇所があります。その場にいる街のキノピオが「いま片付けているところです、もうすぐ通れるようになります」と言うのですが、そこはゲームの作法がわかっていない四歳児です。

もうすぐ、もうすぐというのはどのくらいの時間のことなのか、通れるようになってるかもしれない、もう一度見に行こう、ほら通路見に行こう。

こんな感じでしょっちゅう材木の散乱した通路を見に行かされます。

ゲームの文脈でいう「もうすぐ」はリアル時間の経過ではなく、何らかのイベントをクリアする、いわゆるフラグを立てるという行動が必要なのですが、その説明が難しい。

これはご本のようにお話なのだ、お話の中で時間が過ぎるにはページをめくらなければならない、ゲームの中でもお話を進めないと時間がたたないのだ。

というように本に例えて説明してみたのですが例え方が悪かったのでしょうか「はやくページをめくってほしい、どうやって操作すればページがめくれるのだ」とそのまま本のアクションを持ち出してきます。

通路、そう、あの通路をはやく通らせてやりたいのでイベントをクリアしなければいけません。塔に登り悪いカメたちをやっつけなければいけません。

ですが「そっちじゃなーい!街から出ちゃダメ!外は敵がいるから危ない!はやくお話すすめて!」ああんもうお父ちゃんどうしたらいいかわかんない。


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