...pudding - diary

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2020-04-14

_ [いろいろ] テレワークの難しいところ

テレワークは良い。通勤しなくていいというところが果てしなく良い。満員電車のストレスから解放され人間らしい生活ができるようになるのだ。

ちょっと待て「人間らしい」とは何だ。他の動物ではなしえない行動を、人間ならではの行動をすることが「人間らしさ」なのではないかと考えると、満員電車こそ人間ならではの、人間らしさではないか。違うか。

我々はオフィスで仕事をするにあたって具体的にどのように行動していたか。人によって全く違うだろう。ぼくの場合は、オフィス内の様々な人にあれこれ声をかけられちょっとした相談事を持ちかけられ、というものが多かった。

この「ちょっと声をかける」というのがクセモノである。

ちょっとした話はテレワークにおいてはチャットで代替されるのではないかと思われる。

オフィスでぼくが誰かと会話していたら、ぼくに用がある別の人は、今の話が終わってから話しかけようとするだろう。

チャットでぼくが誰かと会話していたら、ステータスはオンラインになっている。オンラインならスグ返事ができるだろうとチャットで話しかけてくる。ぼくはスグに返事ができない。「おーい」「まだですかー」みたいな追撃メッセージが来る。

オフィスなら、今の仕事から手を離さずにに「ちょっと待ってて」と言える。

チャットだと、今応対してる人に文章を打ち終わらないと、他の人に対応できない。

オフィスでぼくがメールを書いているとき誰かに話しかけられたら、「ちょっと待って」と言えるだろう。

テレワークでぼくがメールを書いているとき誰かがチャットで話しかけてきたら、思考の中断をしたくないぼくはメール文章の推敲が一段落するまでチャットの返事をしないだろう。そうするとチャット相手は「おーい」「まだですかー」みたいな追撃メッセージを送ってくるのだ。

双方相手の状況が見えなくてイライラする。ここはオフィスじゃないんだ、オフィスとはやり方を変えなければいけないんだ。という話でもある。

個別チャットは「今何が起きてるか見えない」ので嫌いなのだ。同じ仕事をしてるチームのみんなに見えるところでチャットするのが良いと思うのだ。今忙しいかどうかが一目でわかるじゃないか。

なのに「他の人に見えるところでは申し訳ないので…」といって個別チャットされてしまう。全然大丈夫、情報共有しよう考えてることを文字化してみんなに開示しよう。受ける側が不要な情報は無視するから。もうホント個別チャット面倒。そんなに隠したい連絡事項って何なのよ共有できない連絡事項って何なのよ。ますます個別チャットを開かなくなってますます個別チャットに「まだですかー」が積もっていく。

せっかくテレワークになったんだから情報は共有して忙しい人を可視化しよう。なーーーんにもしとらんやつも可視化できるだろう。そういう人が可視化されるとマズいのか。そうか。忖度か。

ではテレワークを支援するシステムに忖度を実装すれば、今後も安定的にテレワークをずっと継続できるのかもしれない。


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