この日記は https://yapud.hatenablog.com/ に引っ越し中
2011-11-15
_ [Hardware][Notes] それで SAS のハードディスクはどうだったの
昨日の日記の続き。
SATA のディスクで作ったアレイに細かい大量の読み書きを食わせるとスグに悲鳴を上げるのでしたという話。
そこで、ディスク装置の箱やその他周辺の物はそのままにディスクだけ SATA から SAS(15000rpmのもの) にかえてみました。ついでにアレイは ディスク6本で RAID10 にしました。実質3本分の容量しかないですが、RAID5 のような書き込み時のオーバーヘッドは無くなるでしょう。
SATA 6本で RAID5 の時と比べて並列度は減るので、読み込みの時にどのくらい差が出るのか。
この環境に対して昨日の日記と同じように Lotus Domino の Server.Load で負荷をかけてみました。
1000ユーザほどメールボックスを用意してあります。Server.Load でシミュレートするのは、900ユーザほどが同時接続しそれぞれが思い思いにメール送受信を行うというシナリオです。
昨日の日記の検証内容よりも多くユーザをぶら下げてみました。
ところがびっくり、ここまで差が出るとは思いませんでした。
何の苦も無くこの負荷をさばいていきます。 CPU Load は 1~2 ということでちっとも問題ありません。
ディスクを変えるだけでこれだけの差が出るんだなあ。やはり高いディスクにはそれだけの理由があると。
これもっと本数多く並べてアレイ内の本数増やしてやったらもっと速くなるんちゃうか。
たくさんのランダムな読み書きが大量発生する場合、SAS の全二重通信やコマンドの複数処理などがしっかり役に立ってるんですね。
そしてやっぱり Domino は ディスクIO 激しく食うなあと思いました。
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