...pudding - diary

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2014-09-11

_ [オコサマ] 消防艇ハーヴィ、ニューヨークを守る / 直感というもの

親 「本読むよー好きなの持ってきなー」

息子(2) 「あーい」

本棚から、今まで目もくれなかった本を持ってきた。

しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる マイラ・カルマン(著), 矢野顕子(翻訳)

何だろう。虫の知らせ?第六感?なぜ今、今日、息子はこの本を選んだんだろう。そういう直感のようなものって人間のどこか奥底にあるんだろうか。

簡単にあらすじを書くと。

ハーヴィは1931年からニューヨークで働き始めた消防艇。水辺の火事を消したりセレモニーの噴水を吹き上げたりと活躍していたけれども、物流のシステムが変わり桟橋が使われなくなるとともに水辺の火事も減り、1995年に引退。あとはスクラップにされるのを待つだけだった。それを知った元乗組員たちがハーヴィを買い取ってちゃんと動くように蘇らせた。もちろん消防の仕事をするなんて誰も思ってなかったけれど。

そして、あの、2001年9月11日、ニューヨークの朝。

そう、ハーヴィと9月11日のことを書いた絵本なのだ。今日が何日か、何があった日なのか、この本に何が書いているのか、そんなこと知るわけもないじゃないですか二歳児が。二年前に生まれたヤツですよ。

そいつがね、本棚の中からビシっとこれを選んできたわけですよ。

多分、単純に、偶然なんだろうけども。

親はびっくりしたわけです。お前、何歳だ、と。


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